遥かなるアブスゲルグ Ⅶ -ルヘルム地方、最後の難関 クレアシアン討伐編-
さすらいの物書き師
前回までのあらすじ
『遥かなるアブスゲルグ』 Ⅰ -誘われた少年と呪われた男-
『僕…行くよ【アブスゲルグ】へ。時間はかかるかもしれないけど…必ず…』
異世界の街、デルヘルムに誘われた少年、アサト。その世界では、ただの人で生きるか、狩猟人として生きるかの選択をさせられる。狩猟人として生きる事を選択したアサトに、呪われた男、ナガミチが現れ、一子相伝の職業”サムライを”伝授する事になる、そのさなか、幻獣”リベル”が出現し、国王討伐隊らが向かうが、紅きドラゴンの出現に敗北をする。それから、間もなく、ナガミチの命の炎が消えようとしている時に、妖艶な魔女クレアシアンが現れる。特技を伝授する為には、時間が少ない…。ナガミチは、自分の身を引き換えに女魔女クレアシアンと取引をするが、それには、もっと深い意味があった…。弱い主人公が困難や挫折、そして、葛藤を乗り越えて成長する、バイオレンスサクセスストーリー。
『遥かなるアブスゲルグ』 Ⅱ -3人の仲間と巨大人喰鬼種『ギガグール』-
『我々は、チャンスを貰った。世界に抗って、生きた証を残すチャンスを! 』
師匠、ナガミチが亡くなって、生きる道しるべを失ったアサトに、ギルド、パイオニアのマスター、アイゼンから提案を受けた、旅をしてから、生きる道を選んでもいいのではないかと…。その提案を受け入れ、旅をする準備にとりかかる、兄弟子のアルベルトとインシュアに修行をつけてもらっているさなか、この街、デルヘルムで、一緒に旅をする仲間に出会う。長い時間をかけて行った修行の最終試験に、危険度マックスの『ギガ』グール討伐をする事を決める。そして…。弱い主人公が困難や挫折、そして、葛藤を乗り越えて成長する、バイオレンスサクセスストーリー 第2弾。
『遥かなるアブスゲルグ』 Ⅲ -オークプリンス編-
『僕ら狩猟者なんですよね?…なら、あれ、狩りましょう!』
危険度MAXの『ギガ』グールを討伐した、チームアサト。参謀のクラウトの提案で、いよいよ『ルヘルム』地方遠征へと出発をする。その道中にカンガルーの亜人の親子に出会い、また、賢者や村、同じ狩猟者からの情報を得て、この世界でなにが起きているのかを徐々に知る、その頃、『ゲルヘルム』近辺にある遺跡『パインシュタインの遺跡』を居城とした『オークプリンス』の一団がその勢力範囲を広げようとしていた。旧オーパル鉱山で、その一団の幹部が統率するオークの一団と遭遇し、その強さに圧倒されたチーム。『ゲルヘルム』に着くが、そこで出会った、ケイティとアリッサ。その仲間を救出するために討伐隊に参加した事を知る。アサトの興味心で『オークプリンス』と『パインシュタイン遺跡』の状況を見に行く事になり、ただ見るだけのはずが…。
いよいよ、『デルヘルム』を出て、アサトらが旅の準備に入る。『ルヘルム』地方最大の脅威に挑む!『オークプリンス』編。
『遥かなるアブスゲルグ』 Ⅳ -最凶の召喚士と紅きドラゴン-
『うぉぉぉぉぉぉぉ~、俺がぁぁぁぶっとばぁぁぁぁぁぁぁぁす!』
『ゲルヘルム』から新しい仲間。アリッサとケイティと共に『ゲルヘルム』へと向かう一同。その中でケイティのお姫様…いやわがままお嬢様キャラが全開となり、タイロンやクラウト…そして、アサトらを翻弄する。スケサルや湖イタチなどの騒動を越えて、いよいよ『グルヘルム』付近に差し掛かった時に、早朝早くから大声で叫ぶ者らに会う、その者らは、ポドリアンやアルベルトらが知っている”グンガ”のチーム。そのグンガのチームが巻き起こすゴタゴタに巻き込まれてしまうアサト一同だが、そこで自称『最凶の召喚術師』のセラと幼馴染のジェンスに会い、そのセラらが住んでいた村に『夜の王』と戦った召喚術師が住んでいた。その者からアルベルトの秘密を聞く一同。そして、その村に住む『ゲインツ』と言う錬金術師の弟子にあい、錬金術師とハイテクの話しを聞く、グンガらのゴタゴタが終わったアサトらは『第3次幻獣討伐戦』の見学に向かうが、再び紅きドラゴンの襲来にて、一同全滅の危機に陥る事になる…。いよいよ、ここまで話でしか出てきてなかった、グンガのチームが登場。アルベルトらが言うようにこの世界を謳歌しているチームは……、そのハチャメチャぶりにアサトらのチームも…。
『遥かなるアブスゲルグ』 Ⅴ -死に至る病と錬金術師-
『全ての者が主人公である…だから、物語は壮大になる、今を楽しむんだ!』
『グルヘルム』近郊での出来事で、これからの再起を確認しあったアサト一同は、『デルヘルム』への帰途に就いた。その途中で、アサトが急に倒れる、『ゲルヘルム』での診察では、軽い疲れと診断され、遠征には支障のない事を医師から確認して、再び帰途に就いた。『デルヘルム』に到着したアサト一同は、アルベルトやインシュア、そして、チャ子らの修行の場に遭遇して、久方の再会を喜び合い、その足で、パイオニアへと向かった。そこでアイゼンからクレアシアンに救われた事と『オークプリンス』討伐の全貌を報告する。その後、錬金術師とアポカプリスの鱗の事を聞くと、『ラッシア』にラボを構えていると教えられ、アサト、クラウト、システィナ、そして、タイロンが向う事になる、その最中、吸血鬼族の次男『マグナル・リバル』の襲撃にあうが、なんとか退けたモノの、その戦いの終わりにアサトが再び倒れる、そこを救ったのが、錬金術師の『エイアイ』であり、そのエイアイから、アサトの病状を聞く一同、アサトの病気は”死に至る病”である事をアイゼンに報告すると、アルベルトとインシュア、そして、アリッサが病床についているアサトの元に向かう。そして…アルベルトらが見たそこには…。
死を宣告されたアサトは、この先の旅を続けることが出来るのか…、Ⅰで登場した写真の意味が一つ分かる…。
『遥かなるアブスゲルグ』 Ⅵ -2つの卒業試験編 『ネシラズ』と奴隷商人-
『さぁ~、狩りの時間だ!!』
クレアシアン討伐戦まで10日、『ファンタスティック シティ』より帰還したアサトらに、パイオニアマスター、アイゼンから2つの懸念事項が語られた、一つは、皇女の来訪とチャ子の父親と言う者の出現。皇女の申し出を断った話を聞いた、チームアサトの参謀、クラウトは、その事に対しては感謝の言葉を返した、アサトらにとって、皇女の申し出は、大きなことであり、手に余る事である。また、チャ子の父と言われる者の登場には、さすがのアイゼンも驚いた、そして、今まで母親として育てて来たサーシャにとっても晴天の霹靂であり、かなり心を悩ませてあった、この件に関しては、アルベルトが対応する事になる。アルベルトの心中にも何かがあるようであった。そして…、ジェンスが想いを寄せている少女が現れ、ジェンスのチーム脱退を危惧しているアサトら、そのアサトらが修行している場所にジェンスの想い人が助けを求めにやって来た。その確認の為に訪れた場所にいたのは…。また、インシュアの行きつけの飲み屋、『ジーニア』の店で、ピッチ3姉妹が誘拐され、それを救ってくれと末っ子と店主が訪れる、その内容と捜査をした結果、このルヘルム地方で頻繁に行われている奴隷狩り、そして、その主犯格ともいえる存在に当たったアサトらは…。スカンのチームとチャ子のチームが、狩猟者への道を進むための卒業試験が始まる!
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