第21話 そういうのはなろう主人公だけにしといてくれよな

「ギギギィッ!」


 黄金杖を掲げながら威嚇行動をするキング。

 それに対しオサム君は、あくまで悠然と、散歩のような足取りで接近する。



「どっっせい!」



 前触れなく振るわれる左の拳。

 技もフォームもあったもんじゃない、力任せの一撃。

 それがキングの顔面を撃ち抜く。

 全身をのけ反らされるほどの衝撃がキングを襲う。




「ぃよっっと!!」



 次いで振るわれる右拳。

 ボクシングのワン・ツーなんて上等なもんじゃない。

 形は大振り。予備動作も見え見え。連打の継ぎ目もガバガバ。脇も開き切っている。


 ただ単に左で殴った後に、右でもう一回殴っただけ。

 腕力満点の大男が、ただ力いっぱい殴りつけるという動作。

 ただし視認が困難なほどに速く、力強い。



「……っ!!」



 顔面をぶち抜かれたキングが、悲鳴すら上げられずに後方に吹き飛ぶ。

 というか、一度地面にたたきつけられた後、バウンドした勢いで2回転ほど転がり、壁に激突した。



「~~♪」



 鼻歌まで交えながら、オサム君は肩を回している。

 その間も壁からはゴブリン達が生まれ続けているが、意に介す様子はない。



「……ギっ!」



 数秒意識を飛ばしていたキングだが、慌てて顔を上げる。

 立ち上がる体力はないのだろう。

 顔中の穴という穴から、血とか血じゃないものとかがダラダラと流れ出している。



 しばらく動揺した様子を見せたものの、やがて意を決したように、気を吐く。


 と、同時に周囲にいたゴブリン達が消滅する。

 最終形態。吸収したゴブリンは6-7匹ほどだろうか。

 その間、オサム君は止めに入る素振りを見せない。



「ギギギっ!」



 キングにとって十分な数ではなかったかもしれないが、とにかく体力は回復したようだ。

 黄金色に輝く肉体は、先ほどまでとは段違いの身体能力を誇る。


 逆襲をしかけんと、一歩前に出たその瞬間。



「フっ---」



 オサム君の体が消えた。

 と思った時にはキングの下半身に組み付いている。

 強烈かつ超高速の両足タックル。

 キングは抵抗どころか反応さえできず、その体があっさりと浮く。



「ホっ」


 そのまま流れるようにオサム君は前進する。

 キングの背中が壁に強烈に叩きつけられる。



「……っ!」



 呼吸のできないタイミングで衝撃を受けると、悲鳴を上げられないんだなあ。

 また一つ賢くなってしまった。


 死に体となったキングを、オサム君はさらに頭上に高々とリフトする。

 空中で体を持ち替え、体制と呼吸を整え、キングの脳天を勢いよく地面に振り下ろし---

 ---強烈極まるパワーボムが炸裂した!



「」



 もはや衝撃に対して反応すら見せないキング。

 オサム君は静止することなく、流麗な動作でマウントポジションに移行する。



 頑強極まりない肉体で、完全なバランスでキングの肉体をホールドしている。

 丸太のように太い足で上体の動きを封じ、重量感あふれる腰でキングの下半身を押さえつける。


 220万円の黄金のグローブでマウントパンチを繰り出す体勢に入る。

 100キロを超えるオサム君にそんなマネをされたら、どんなタフな相手でも粉みじんだろう。

 もし自分がその立場だったらと想像すると、ハタから見ているだけなのにチビりそうな気分になる。


 しかし。

 オサム君はキングの顔面スレスレでパンチを寸止めした。



「終わりか。他愛もない」



 つまらなそうにそう呟き、無造作に立ち上がる。


 ほぼ同時にキングの肉体が焼失し、拾得物ドロップアイテムの金が出現する。


 試合終了。オサム君の勝利。


 つ、つ、つ……



「つえぇぇぇっ!」



「いやあ、それほどでも。

 ありますけどね。なんて。はは」



 どこまでも爽やかに笑うオサム君。

 いや強過ぎでしょ。

 圧勝じゃんすか。



「私達があんなに苦戦した相手をあんなにあっさり……」


「気にするなよマリちゃん。

 レベルが違うんだから。


 いや、嫌味で言ってるんじゃなくて。

 俺、ライセンス取得以来ほぼ毎日迷宮ダンジョンに潜り続けて、"魔素"も全部レベルアップに使ってるからさ。

 まあ、このくらいはね


 マリちゃんとウツミさんも、場数踏めばこのくらいは簡単にできるよ」



 そうは言うけどさぁ。

 マリとかもはや、尊敬とかじゃなくてオサム君のことキモがってる感じ出てるじゃん。

 気持ちはわかる。

 俺もちょっとドン引きしてる。



 とか思ってると、さらに空中に黄色い光が集まっていく。


 またリポップか?

 それはおかしいだろ。

 まあ何度来てもオサム君がいれば問題ないけど。

 なんて思ったが違った。



 一本の杖が空中に出現し、地面に落ちた。

 ゴブリンキングのレアドロップ、黄金杖だ。



「おお!出たよレア!」


 つい声が出ちゃったぜ。

 出現率は2-3%と聞いていたが、ここで引くとこが持ってるなこいつ。


 ギルドの買い取り価格は93万円とかだったかな?

 くっそ羨ましい。帰りに8番らーめんの塩野菜らーめんでも奢らせたろうかな。

 30歳が19歳にたかるとか最高にクールでカッコよすぎるね。



「お、いいのが出ましたね。

 折角ですし、こいつは3人で山分けにしましょう」


「……え?」



 オサム君が信じられないことを言い出した。



「いやオサム君、それはおかしいよ。

 今、君一人で戦ったじゃないか。

 それなら普通に、一人でゲットするのがスジだろう」



 もし逆に、俺が自分達だけで戦った時にレアドロップが出たら、こいつ絶対分け前とか要求してこないだろ。

 もしオサム君が分け前要求してきたら反発するぞ。

 ……いや、今回の状況なら、保険のために付いて来てくれたってことでお裾分けしてるかな?

 でも逆は変だって。変だよな?俺の感覚、おかしくないよな?



「いやいやまあまあ。

 細かいことはいいじゃないですか。

 たまたま俺の時に出てきたってだけだし。


 幸運は他人と分かち合うってのが俺の信念なんですよね。

 そうやって相手をハッピーにしていく内に、巡り巡って俺自身にも幸福が訪れる、みたいな。

 将来のビジネスのためにも徳を貯めたいですし、そういう奴の方がドロップ運に恵まれる気がしませんか?

 オカルト入ってますけど。あはは」



 こりゃまた気前のいい奴もいたもんだ。

 その後も二、三往復の議論を交わしつつも、彼の決意の固さを感じ、ありがたく受け取る方向に気持ちが言った。

 だが。



「納得できないよオサムさん。

 こんなの受け取る筋合いがないじゃない。

 施しのつもり?私達のこと見下してるの?」


「お、おい。マリ。

 そんな言い方……」


「不快にさせたのなら悪かったよマリちゃん。

 でも、たまの幸運くらい、みんなで分かち合いたいんだ俺は。

 どうか、俺のわがままに付き合ってくれないか?


 ほら。気になるなら、準備のための装備代としてウツミさんに支払うとかなら、気分も悪くないんじゃないか」



 マリが思った以上に反発した。

 家計が苦しいなら、ありがたく受け取っておけばいいのに。

 ……いや、こういうナチュラルな上から目線が、彼女を傷つける恐れもある。


 というかもしかしたら、これまでもそういうことがあって、傷ついてきたのかもしれない。

 それで逆に、施しを受けることに拒絶反応のような気持ち出てしまう、とか?

 いや、知ったかぶりで人の気持ちを決めつけるのはよくないな。



「まあ、とりあえず拾得物(ドロップアイテム)を回収しよう。

 正規ドロップの金は小さいから見えづらいな。

 ああ、発見。これだな」


「こっちも見つけました。これですね」


「うん、私も見つけたよ。

 オサムさんのやつかな?結構吹っ飛んだんだね」



 3人がほぼ同時に拾得物ドロップアイテムの金を拾い上げる。

 ……あれ?



「なんで3つあるんだ?

 えと、俺のやつが最初の、俺とマリで倒した奴だよね?」


「位置的にそうですね。

 そしてこれが俺が今倒した奴のはずです」


「あれー?

 ここにも1つ落ちてるよ。これオサムさんの奴じゃないの?

 ……1匹が2つドロップすることなんて、ある?」



「……ない、はずだね。

 少なくとも、今までの迷宮ダンジョン攻略の歴史上、そういう事例はないはずだ。

 まだ見ぬレアドロップはあるかもしれないけど」


「もしかして、その前に倒されたキングがドロップしたやつか?

 ……でも、拾わずに進むか普通?

 一流冒険者とかが、第2層以降に進む過程で倒して、荷物になるから放置したとか?」



 荷物になるっていっても、たかが5gの金の欠片だからなあ。

 それが2万5千円になると思えば、拾いたくなるのが人情って奴だろう。

 これが大量のボーキサイトやアルミってんなら、邪魔くさくて放置する人もいるんだろうけどさ。



 金銭感覚の違いか?

 ビル・ゲイツが一万円札を落としても拾わないみたいな理論か?

 拾ってる時間をビジネスに充てれば一万円以上稼げる的な。

 まずゲイツが日本円の札を持ち歩かないのはさておき。



魔物モンスター同士が戦ったとかじゃない?

 勝った方も拾得物ドロップアイテムには興味持たないと思うし」


「いや、マリちゃん。

 迷宮ダンジョンでは魔物モンスター同士で争うということは基本的にないそうだよ。

 そもそも第1層に出現する魔物で、キングに勝てるような奴はいないはずだし……」



 ああだこうだと言いながらも、大した結論は得られそうになかった。

 まあ、どっかの変人が放置したんだろう。

 こういうのは拾ったもん勝ちだ。

 ありがたくゲットしちまおう。



 分け前についてもさらに議論を重ね。


 俺とマリが倒したキングの金:俺とマリで山分け

 オサム君が倒したキングの金:オサム君のもの

 拾った金:3人で山分け

 レアドロップの黄金杖:3人で山分け


 ということで落ち着いた。



 黄金杖の93万のうち、俺とマリの62万円は一旦俺が預かった。

 トンファーやらサポーターやら籠手やらでかなり出費があったが、大部分が回収できてしまったな。

 こっからは儲けるだけだ。テンション上がるね。



「次のリポップまで一時間ですが、どうしますか?

 この辺でホブゴブリンとかを狩ればさらに儲かりますけど。

 それか、第2層まで進出します?案内しますよ?」


「い、いや。いいや。

 結構疲労してるからね。回復に努めたい」



 というか、もう1回キングと戦うのも辞めたくなってきてるくらいだ。

 逃げないけどね。コツつかんだし、回復すればもっかいぐらい行けるでしょ。



「承知しました。ここで休憩します?

 一応、ボスの戦闘領域はボス以外の魔物モンスターが立ち入れないので、次のリポップまでは安全地帯です。

 ギルドに戻るなら、片道15分程度はかかりますけど」



 ぬ……。迷いどころだな。

 迷宮ダンジョン内で60分休むか。

 ギルドのほうが落ち着くけど、移動考えると正味30分しか休めないか。


 道中エンカすること思うとなー。

 そこで事故んないとも限らないし。

 いやオサム君がいれば大丈夫だろうけど、さらに借を増やすのもねぇ。


 色々話したいこともあるし、ここでこのまま休むか。



「そうと決まれば、補給だな。

 マリ。プロテインを飲もう。ビタミンミネラルは、ええと、これとこれでいいか。


 俺はちょっと鉄分多めで。マリはマグネシウム入れとくぞ」



 肉体の状態を視つつ、不足栄養分を調合してドリンクを用意する。

 吸収を考えたら、30分後にもう一度ビタミン系を用意したいとこだな。



「あ、オサム君もいる?」


「あ、え、ええ。

 それではお言葉に甘えて。

 ウツミさん、いつもこんなにサプリを持ち歩いているんですか?」


「まあねえ。

 だって迷宮ダンジョン内だと不足栄養分が視えちゃうから、補給しないと怖くならない?

 オサム君はかなーり、マグネシウム不足してるね。

 まあ実際のところ、すぐ影響するもんじゃないし、気にしすぎもよくないかもだけど。

 しかしワイルドだねぇ」



 そう言ってオサム君用のドリンクを渡す。

 ごくごくごく。ああー、満たされる。

 腎臓とかも負担かけないよう、レベルアップしてあげたほうがいいかもなぁ。


 ……ん?なんだオサム君。

 なんかドン引きしたような顔してるな。

 健康オタクみたいに思われたかな。キモいとか思われてたら嫌だな。



「じゃあマリ。

 今のウチにさっきの戦いの復習をしようか。


 前から課題になってた、最高速度を出した時に上体がブレる癖だけど、今日も出てたぜ。

 前回に上半身の柔軟性をレベルアップして解消したつもりだったけど、尻をレベルアップしてまたバランスが崩れた感じだ。

 "魔素"余ってるか?左の脇腹の柔軟性をレベルアップしたいな。

 あとふくらはぎも強化しないと自分のスピードに耐えられない危険が……」


「あ、ウツミんさん……。

 ちょっと、オサムさんの前ではさ、ゴニョゴニョ」



 ん?

 なんか嫌そうだな。

 いつもやってることじゃないか。


 ……もしかしてイケメンの前で弱点を話されるの、恥ずかしいのか?

 うーん、既に心を持ってかれてるとしたら悲しい。

 NTRか。これがNTRなのか。



「ウツミさん。

 いつもそんな指導をしているんですか?」


「え?

 ああ、まあ。マリの希望でね。

 指導ってほどじゃないけど。

 客観的に見てる人からの意見を取り入れたほうが効率的にレベルアップできるかなってことで」



 んで、俺のほうはどうやってレベルアップするのがいいと思う?って聞いてもさ。

 ウツミんさんがいいと思うやり方でいいと思うよ、てのがマリのいつもの答え。

 やだこのJK冷たい。30男、軽んじられております。



「う、ウツミさん!

 良ければ、俺にも指導をお願いできますか!?

 さっきの戦いで気づいたこととかあったら、是非教えてほしいのですが!」


 うお、急にグイグイくるなあ。

 俺が君に?教えられることなんてないよ。

 しいて言うなら、というレベルだけど---



「そうだね。

 よかったところはやっぱりタックルだね。流石本職。

 ただ速いだけじゃなくて、キングが呼吸を吸ったタイミングを狙ったところが凄かった。

 ああすると敵はこらえられないんだなぁって思った。


 でも、リフトの時少し手間取ったよね。

 あれは、左手の動きがぎこちないのかな?左わき腹の柔軟性が足りないのかも。

 外なら長期的なトレーニングが必要だけど、迷宮ダンジョンだと少し"魔素"をそそげばレベルアップできるし、やってもいいんじゃない?

 指先の巧緻性も向上したら一気に次元が変わる気がする。


 あとやっぱり、パンチのフォームが良くないね。

 持ってるパワーの半分以下しか威力になってない。

 元が強すぎるからあれで十分だけど、オサム君のスペックから言えば最初のパンチでキングを殺してもおかしくない。

 多分そこは自覚アリアリって感じだよね。


 なんでフォームが崩れるかっていうと、上腕三頭筋が発達しすぎて力がそこでブレーキかかってる感じだよね。

 でも筋量を減らす必要はないよ。

 肩甲骨周辺の奥深くに微細な筋肉がたくさん集中してるけど、それらの協働を高めれば速いパンチ打てるはず。

 元々があまり鍛えてないから、割とすぐに成果が出るんじゃないかな?

 フィジカルのトレーニングと"魔素"でのレベルアップの両方で向上させるのがいいと思う。

 メニューもすぐ作れるよ。


 打撃と組み技の連携を考えると、遅筋系もさらに向上させていきたい所だよね。

 多分だけどオサム君、腰痛持ちじゃない?

 その原因となる姿勢と、弱点になってる場所はさ---」



 陰キャ特有、人の粗探しと知ってる分野についてはメッチャ早口になるやつ~。

 やば、オサム君ポカンとしてるじゃん。

 喋りすぎだろ俺。ヤベー奴だと思われる。



「あ、ごめんオサム君。

 こんなの、全部分かった上で、今の戦略を選択してるんだよね。

 言うは易しっていうか、訳知り顔でペラペラ言っちまって---」


「ウツミさん!

 俺と組みませんか!?


 いえ、対等の条件じゃなくていいです!

 マリちゃんとのコンビは継続してもらって構いません!

 空いた時間に少し付き合ってくれるだけでいいんです!

 その間に得た金は全部お渡しします!」


「え、えええええ!?」



 君子豹変。

 オサム君の食いつきが怖い。

 何が彼をこうさせてしまったのか。


 マリを見ると、「あちゃー」って感じで天を仰いでいる。

 ボソボソと、「やべー、バレちゃったよ……」とか言ってる。

 バレるって何が?俺の甲斐性のなさとかか?



「急にどうしたオサム君。

 ああ、あれか?もしかして。

 マリをスカウトしたいのか?それで、保護者見習いの俺にも仁義を切ってるというか。

 その、ありがたいけど、俺にお気遣いは不要というかさ」


 驚いて俺がこう言うと。



「私はウツミんさん意外と組む気はないよ!」



 とマリの声が響く。

 マリ……そんなことを言ってくれるのか。


 やべ、ちょっと泣きそう。

 こんな俺のことを。

 実力はさておき、俺の真心が伝わっていたのか……!

 親父、俺はどうやら保護者としてちゃんとやれているようです。



「マリちゃんですか?

 いえ、もちろん彼女も素晴らしい才能ですが、俺が興味があるのはウツミさんです。

 その戦略性、客観的な視野の広さ、分析力。

 全て、今の俺に足りないものです。

 この背中を預けられるのは貴方しかいない。

 どうか、俺の相棒になってください!」


「オサムさん!ダメだよ!

 ウツミんさんは私の相棒バディなんだから!」



 美形の若人二人がモサい30男を必死で取り合ってるの図。

 生きてりゃ色々あるもんだな。


 あー。わかった。

 オサム君の執着。多分あれだ。



 こいつ、自分の実力が分かってないんだ。才能ありすぎて。

 自分ができることは人もできて当然だと思ってんだな。


 だから、マリの才能の希少性にも気づけない。

 自分が強いから、マリの強さも、まあそんなもんだよね的な感じで流してるんだ。



 んで、俺の実力不足も、まあ本気出してないだけだよね的に流している。

 才能ある人って、才能ない人の存在自体が発想にないから、ちゃんと頑張れば自分と同じくらい戦えるようになるとか思ってんだよ。


 自分で自分の力に気づいてない。

 無自覚系最強主人公ってやつだな。


 また俺何かやっちゃいましたか?

 さっき俺のパワーボムの威力がおかしいって言ったけど、弱すぎって意味だよな?(死んだ魚の目で)

 みたいな?実物で見ると腹立つなーこういう奴。

 悪気がないのがまた性質タチが悪い



 やだやだ。そういうのはなろう主人公だけにしといてくれよな。


 ま、マリに目を付けられるよりはいいけどさー。

 オサム君の申し出は適当に受け流しつつ、俺たちは再度ゴブリンキングを狩った。

 儲かる儲かる。

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