第25話 ダンジョン③

 レッドウルフ三匹をリーリンは難なく倒して、直ぐにウルフも倒す。その後に、数種類の草を燃やし、風魔法で遠くへ飛ばす。

 その間に剥ぎ取りを行い、安全地帯へ向かい、ポーターに非常食を渡して休憩をして貰う。その間にリーリンと二人で7階を周り、ダンジョンの注意点などを習いながらウルフを仕留めては戻り、剥ぎ取りを行って貰う。淡々と作業をしていたために気付いた時には80匹前後の毛皮になり、八人のポーターではこれ以上は持っていくのがきつくなるため、引き返すことにした。戻る途中にも襲われ、最終的にレッドウルフ3(毛皮3 魔石3)・ウルフ81(毛皮81 魔石81)・コボルト13(魔石13)・ゴブリン47(魔石47)になった。

 今回の金額は114銀貨になり、約束の1銀貨づつを渡しても106銀貨となった。更に屋台で野菜入りのスープと串焼きを渡して、会話をする。


 「これからまたダンジョンに潜るけど、ポーターとして行きますか?」


 全員が快く引き受けてくれた。夜も遅いとあって、入り口にはポーターが四人しかいなく、取り敢えず条件を提示して誘う。今を逃せば、明日までない可能性もあるため四人全員が着いていくの事になり、一旦三階層の安全地帯まで行って、二人の七グループを作り一時間づつの見張りすることにした。

 翌日は一気に8階層に行き、レッドウルフやブルーウルフなどの色つき毛皮を狙いながらクウヤのレベリングとスキルアップを行う。


 「魔法を使うウルフは口をあけて行うので、先に間合いをつめたらウルフと変わらないです。もし、間に合わないなら線上入らず少し横にそれるだけで何の問題もありません。連携をされた場合は後方に三メートル下がるか、前にでて戦うかですね。」


 「前に出た場合は攻撃をくらうのでは?」


 「後方に下がる場合は劣勢になりますが、前にでて攻撃を受けても、ウルフの魔法で多少のケガですみますので確実に倒して、魔法やポーションでキズを治す方が、遥かに生き残る確率はあがります。」


 会話をしながら進みながらも、ゴブリンやコボルトなどを倒しながら6階層に来た。ポーターが四人増えたはけだから単純に四十枚は増える計算になる。


 「ここで倒すと、またすぐに戻ることになるので先を急ぎますよ。倒しても魔石のみ取って下の階に進みます。」


 リーリンの後に続いて8階層の安全地帯まで一気に行って休憩を行い、ポーターには待っていて貰い。リーリンとポーター二人を連れてレッドウルフとブルーウルフを倒して安全地帯へ運ぶ。ポーターの二人は交代交代行い。四十匹ぐらい倒したあたりで、ポーター二人の6交代で見張りをして貰い。就寝する。

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