第14話 スマホ②

前話で書く予定が取扱い説明書→トリセツ→替歌って発想になり、一話余計な話?になってしまった。その影響で他に2つ替歌も出来てしまい、今後のストーリーでのせる予定です。


 スマホのマップ機能を確認、教会から家までの距離が表示されている。1度歩いた所から目視した場所までマップされるようだ。店に入った所は何屋か表示されていて、タップすると取扱い商品が表示された。かなり便利だ。ただ品揃いが変わった時に変更するかは検証が必要になるな。

 

 検索、ふむふむ。地球の事はネット感覚で検索可能だが、ここの世界は1度調べた物のみか、間違って情報を覚えると大変なことになるな。

 

 マップの中で検索、青色と黄色の点があるな。青色の点をタップするとリーリンと表示された。おっ!1度行った場所に人がいたら表示されるのか!色で知りあいかどうか解るのも便利だ。

 父の名前を入れて検索、おっ!矢印が出て距離数がでてる。

 

 後は、メモ機能とカメラと時計か!便利だが一人の時にしか使用できないのはきついな。

 一通り調べおえたころに姉が部屋に入ってきた。


 「ずっと部屋にいたの?」


 「教会と冒険者ギルドに行ってきました。」


 姉は冒険者ギルドに行ったことがなかったみたいで、いろいろ質問されたが、俺も着いていっただけで登録をしたはけではないので、明日からリーリンに着いていってクエストをするぐらいしか言えなかったのだが、凄く羨ましがられた。

 今年から学園に通う姉は、貴族の作法に、上位貴族の子供とのやり取りに気疲れを起こしてるようだ。

 姉と会話している間に他の家族も帰ってきて夕食の時間に、明日リーリンとクエストに行く話を父にすると、意外な返事がかえってきた。

 長男ロンの結婚式に出席したらいいから数人の護衛を連れて野宿がてらやると良いと!父の幼少時代を知る人なら意外な事でもないのだが、父は過去をあまりにも語らない為、母達ですら驚いていた。今回父の連れてきた護衛は8人、三人は常に父の護衛にあたるから五人までは連れて明日からクエストを受けることが可能になった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る