けものフレンズ2 TRUE END

シャナルア

第5話

●始まり



 名前のない女の子が、映画で出てくるような冬眠カプセルから目覚めました。

 目覚めたばかりで、朦朧とした意識の中、カプセルから出た後、外を目指して光が差し込んでいる扉までゆっくり歩み寄りました。

 扉を開けた先は、フレンズと呼ばれる、人のように喋ったり歩いたりする動物たちの楽園、ジャパリパークでした。


 そこで二人のフレンズ、サーバルちゃんとカラカルちゃんに出会いました。


「あなたはなんて名前なの?」

「えっと……僕は……」


 ――僕はなんて名前だろう?

 ――なんにも思い出せない


 きゅるるるる


 お腹の音がなりました。

 そして、この二人は、僕に【キュルル】という名前をつけたのです。


「おうちに帰りたい」


 キュルルちゃんはこれまでの記憶がなかったけれど、その気持ちだけは忘れませんでした。

 三人はキュルルちゃんのおうちを探す旅にでました。



●第5話


 森林の中をキュルルとサーバルちゃんとカラカルちゃんは歩いていると、四人のフレンズが言い争っています。


「ここはウチラの縄張りや! さっさと出て行けや」


 木の上にいる二人のフレンズは、ヒョウ柄模様のオレンジと黒色のフレンズで、お互いとっても似ています。


「いいや出ていくのは生意気なヒョウたちだ」


 木の下にいる二人のフレンズは、一人は迷彩柄で、長い前髪がくちばしのように尖っていて、もうひとりはメガネをかけていました。


(なんかとっても怖そう……)


 とても近づけそうな雰囲気ではありません。しかし、四人に、気づかれてしまいました。


「お前たちは誰や!」

「私はサーバル。こっちがカラカルで、こっちがキュルルちゃん!」


 サーバルちゃんは元気に自己紹介してくれました。


「うちはヒョウや、こっちの黒いのはうちの妹のクロヒョウや」

「よろしくな」

「わたしはイリエワニだ。そしてこっちがわたしの妹分の」

「メガネカイマンです。よろしくおねがいします」


 四人とも、みんな親切に自己紹介してくれました。


(話はなんとか聞いてくれそうだな)


 サーバルちゃんたちは、四人にキュルルのおうちを、尋ねました。


「おうちってなんや?」

「人が住んでるところだよ」


 キュルルの返事に対して、みんな急に笑いだしました。


「うそや!」

「嘘つき!」

「ここの森林を治める主が言ってたんだ。人はとっても強くて恐ろしい生き物だってな」

「君は見たところ、私達よりひ弱そうに見えるね」


 キュルルが人だってことを誰も信じようとしません。


「ぼくは人だよ! 強くて恐ろしいってなんの話さ?」


 言い争っているうちに、あるフレンズが近づいて来ました。

 胸をぽんぽんと叩いています。


「なんの騒ぎだ?」


 とっても体つきがたくましく、肌黒いフレンズでした。


「ゴリラさん! こいつ自分が人やと嘘ついとるんや」

「なんだと?」


 ゴリラさんはキュルルをじっと見ました。


「調べてやるからついてこい」

「……うんわかった」

(ちょっと怖そうだけど、もしかしたらなにか分かるかもしれない……)


 キュルルはそう答えたあと、ゴリラさんのあとを付いていきました。サーバルちゃんとカラカルちゃんは四人のフレンズと一緒にお留守番です。

 そして、キュルルとゴリラさんは、王様が座るような、白いおおきな台座のところに来ました。そこでゴリラさんが突然、ゴロリと横になりました。ふぅーと、とてもおおきな息をはいてリラックスしてるようです。


「私がこの森の主のゴリラだ。あいつら面倒くさいだろ? いっつも喧嘩しててさ。私が強いフリして、収めてるけど、正直ストレスでしんどいんだこれが!」

「すっごく大変そうだね……」


 あの四人を相手にするのはとても大変そうです。


「きみは人だろ? 見たらすぐにわかったよ」

「! じゃあ強くて恐ろしいていうのは?」

「うそだよ。私は人の知り合いを知ってるけど、優しくて、頭のいいやつだ! 嘘をついたのは、私がそんなやつと知り合いだと言っとけば、私をより恐れてくれるからだ」

「ぼくはおうちを探しているんだ! その人に会わせてくれないかな?」

「いいぞ。時々森に来るからな。来たときに紹介してやろう」


(やったぞ。これでおうちが見つかるかもしれない!)


 キュルルは嬉しそうにガッツポーズをしました。

 ゴリラさんは真剣な顔つきで、話し始めました。


「ところでな、頼みたいことがあるんだ」

「なに? 何でも聞くよ!」

「人には、動物たちを操る力を研究していたと聞いたことがある。そのやり方を教えてくれないか?」

「え……」


 そんな恐ろしい力なんて、キュルルは知りません。


「知らないよ……なんでそんなことが知りたいの?」

「その力があれば、あいつらの喧嘩を止められるだろ。正直私はそんなに強くない。 もしあいつらの中に、野生解放が使えるやつが現れたら、もう私じゃ勝てなくなる。そうなると、私と弱い側の奴らが森から追い出されてしまうかもしれない。だから、なんとしてでも喧嘩を止めたいんだ」


(確かにそれは心配だなあ)


「彼らは何が原因で喧嘩してるのさ?」

「はっきり言えば、本当にお互いの相性が悪いだけさ。あれは自分のジャパリまんだの、縄張りだの、トイレだの、虫だの。しょうもない色んなことで喧嘩するんだ」


(ん~~~~~~)


 キュルルは必死に考えます。けれど答えが出ません。


「仲直りのしようが無いじゃん!」

「そうなんだよ! だから私は主として命令するしかなかったんだ!」


(仲直りは無理でも、強者の命令なら聞く……)


「そうだ! いいこと思いついた!」

「おお! なにを思いついたんだ?」

「強者の命令を聞くなら、必ずゴリラさんが勝てるルールで戦いをすればいい」

「ほう?」

「まず、試合形式にして、ヒョウチームとイリエワニチームで、そのルールで戦わせる。勝ったほうとゴリラさんが戦って、ゴリラさんがそこで勝利する。そして最後に僕とゴリラさんが戦って、わざとゴリラさんが負けて僕が勝つ」

「するとどうなるのだ?」

「森の中で、一番になった僕が、みんなに、喧嘩をもうニ度とするなと命令したあと、森から立ち去れば、彼らがどんなに強くなったとしても喧嘩ができない!」

「なるほど! そんな方法があったのか!」


 ゴリラさんが大いに納得してくれました。

 我ながら妙案だとキュルルの鼻が高くなりました。


「ところで野生解放って何?」

「あぁそれはだな……」



~~~~~~~~~

一方その頃、残されたサーバルちゃんたち

~~~~~~~~~



「もうこれで懲りたでしょ」

「サーバルの実力を甘く見たわね」

「姉ちゃん!」

「まさか……姉さまが!」


 サーバルちゃんとカラカルちゃんの前に、両手ひざをついて倒れ込んでいる、ヒョウちゃん、イリエワニちゃんの姿がありました。

 実は、キュルルとゴリラさんがいなくなったあと、二人はサーバルちゃんとカラカルに喧嘩をふっかけたのです。

 ヒトと名乗ってるだけのちんちくりんの連れに、自分たちに比べれば格下だと証明しようとしたのですが、ご覧の有様でした。


「ありえない……私がこんなあっさり」

「嘘やろ、なんでこんな強いんや」


 ヒョウちゃんとイリエワニちゃんは完全にショックを受けています。


「頼む! 強さの秘訣、教えてくれんか?」

「お願いだ! 強くなりたいんだ」

「えぇーどうしようかな~」


 サーバルちゃんは考えました。


「じゃあ、もう誰かに喧嘩をしたり、意地悪をいっちゃだめだよ! もちろんここの四人みんなも含めてだよ!」

「……約束する」

「じ……じゃあうちも約束する」


 ヒョウちゃんとイリエワニちゃんそして残りの妹たちは約束してくれました。


「じゃあおしえてあげるね! これはね、野生解放っていってね」

「野生……」

「解放……」

「やり方はね……うみゃー! てなるのを」

「うん」

「うみゃー! てしないで」

「ん?」

「頭の中でうみゃー! ってすればできるよ!」

「なるほど~」

「サーバルの説明、私には分からないわ……」


 そんなふうにサーバルちゃんのレクチャーをみんな真剣に聞いていました。


~~~~~~~~~~~~

少し時間がたったあと、ゴリラさんとキュルルが戻ってきました。

~~~~~~~~~~~~


 ゴリラさんがみんなにいいました。


「みんな聞いてくれ。ここにいるキュルルは間違いなく人だ。そこでだ。本物のひとが来ているんだ。私と、お前たちと、ヒトであるキュルルとで、力比べをしようじゃないか!」

「ええーー!」

「キュルルがこいつらと!」


 サーバルとカラカルはとっても驚きました。

 だって間違いなくフレンズにかないませんもの。


「しかし、今回はみんなが怪我をしないように、特別のルールを設けようと思う。キュルル」

「相撲。これが今回の試合のルールです。」


 キュルルは相撲のルールをみんなに説明しました。


「なるほどな。紐のそとに出ないこと。手か膝を地面につかないこと。使うのは手だけだが、グーでなぐるのは禁止か」

「どんなルールであっても、うちの勝ちは変わらへん」


 みんな相撲のルールを受け入れてくれました。

 このルールなら、腕力がものすごいゴリラさんなら圧倒的に有利なルールですが、そのことにキュルルとゴリラさん以外のフレンズたちは、みんな気づきませんでした。


「さて第一試合、クロヒョウちゃん対メガネカイマンちゃん」

「がんばるでー」

「必ず勝ってみせます」


 キュルルが二人の間にたち、開始を宣言しました。


「見合って見合って、はっけよーいのこった!」


 ぶつかり合う二人。

 力の強いメガネカイマンちゃんは組み付いて、クロヒョウちゃんを押し出そうとしました。しかし、クロヒョウちゃんは力で対抗するのではなく、横に移動したり、相手を揺さぶったりして、翻弄しました。


「あっ!」


 メガネカイマンちゃんの足がツルッと滑りました。

 そのスキを見逃さず、クロヒョウちゃんは地面にメガネカイマンちゃんを倒しました。


「一本! クロヒョウちゃんの勝ち!」


「くっ……」


 地面に倒れたメガネカイマンちゃんは悔しそうにうめきました。

 上に乗っかってるクロヒョウちゃんはじーとその顔を見ていました。


「なんですか、早くどいてください」

「なあ、あんたのこと初めて近くでみたけどなあ」

「はい?」

「その眼鏡、めっちゃかっこええなあ」

「……! わかりますか? この眼鏡の良さが!」

「うん!」


 クロヒョウちゃんは見惚れるような表情で、そしてメガネカイマンちゃんは喜びの表情で、お互い目を合わせていました。

 これまで喧嘩していたのが嘘のようです。


「こんどはうちの番や」

「これまでの因縁、白黒つけようじゃないか」

「第ニ試合、ヒョウちゃん対イリエワニちゃん」


 二人が土俵に立ちました。


「見合って見合って、はっけよーいのこった!」

「ほな行くで! 野生、開放!!」


 ゴリラさんとキュルルさんの間に戦慄が走りました。

 いつの間に習得していたのか! 二人は皆目検討が付きません。

 目には野生解放特有の光を放ち、次の瞬間、目にも留まらぬ速さで、イリエワニの真横を駆け抜けていました。

 イリエワニが後ろに翻した瞬間には、ヒョウの爪がすでに眼前まで迫って!


「これで終いや!」

「ヒョウ! 場外により失格! イリエワニちゃんの勝ちです!」


 しかしキュルルは、紐の外にまで駆け抜けていたことを見逃しませんでした。

 ずざーーーーーーーーーーー

 ヒョウちゃんは顔ごと地面を滑ってしまいました。


「しもた! ルールを忘れとった!」

「これで、私のほうが上だと証明されたな」

「なんやて! 妹の試合合わせたら一対一や!」


 二人が言い争いを始める前にゴリラさんが仲裁しました。


「私の試合が残っているだろ。イリエワニと勝負しよう」

「ええ、ゴリラさん。私の力を見せましょう」


(ヒョウちゃんが負けてくれて助かった。あのままゴリラさんと戦っていれば負けてたかもしれない)


 そうキュルルは思いました。


「第三試合、ゴリラさん対イリエワニ

 見合って見合って、はっけよーいのこった!」


「それでは私も……野生解放!」

「!?」


 なんと、イリエワニまで野生解放を身に着けていたのです!

 イリエワニの目が光り輝き、これまでとは比べ物にならない力で、張り手をゴリラさんに当てていきます。


「くそっ!」


 あまりの猛攻にゴリラさんは為す術なく土俵際に押されてしまいました。


「これで最後!」


 そう言ってイリエワニはゴリラさんに、組みついて、腕の力で締め付けました。


 ――苦しい! このまま負けてしまうのか?

 ――誇り高いゴリラが、腕力で負けるのか?

 ――だめだそんなの!

 ――もっと力を振り絞れ!


「うおおおおおおおおお!」

「うわっ、ひゃあ」


 なんとゴリラさんは最後の力を振り絞り、イリエワニちゃんから締められながらも、自分の腕をイリエワニちゃんの体に回したあと、体をねじり逆にイリエワニちゃんを土俵の外に追い出したのです。


「ゴリラさんの勝ち!」


 凄まじい攻防に、敵味方関係なしに歓声があがりました!


「野生解放しても、ゴリラさんにかなわないなんて……」

「それじゃあ最後はキュルル! お前とだ!」

「じゃあカラカル、審判は任せた!」

「いいわよ」

「キュルルちゃん頑張ってー!」


(ここでゴリラさんがわざと負けてくれれば!)


 キュルルとゴリラさんは土俵に立ちました。


「それじゃあ、見合って、見合って

 はっけよーいのこった!」


 ゴリラさんがキュルルへ突っ込んできました。手と手が組み合い、そのままゴリラさんが力の限り押してきました!


(ゴリラさん強く押しすぎ! このままじゃ負けてしまう)


 なぜかと思い、ゴリラさんの顔をみると、目から野生解放の光を放っていました。


「さあ戦え! キュルル! お前の本気を見せてみろ!」


 なんと先程の戦いで、ゴリラさんの闘争本能に火がついてしまったのです。

 自然と野生解放に目覚めて、その結果、我を忘れて本気で戦いに来ています。

 キュルルはすぐに土俵際に押し込まれました。


「こんなものか? じゃあこれでお終いだあああ!」

「!」


 ゴリラさんはなんと最後に張り手をするための姿勢を取りました。

 太い手のひらをキュルルに向けて、曲げた肘と腕には力がこもり、ぱんぱんに太くなっています。

 これがあたってしまうとキュルルが大怪我を負ってしまいます!


「危ない! キュルル!」


 カラカルが声を上げました。

 サーバルちゃんは野生解放して、キュルルを助けるため飛びかかる姿勢を取りました。

 しかし、キュルルは最後まで諦めませんでした!


(まだだ!)


 ゴリラさんの張り手が来る瞬間――

 ――右足を一歩、体を90度ひねり、ゴリラさんの懐へ

 ――左足を一歩、体を更に90度ひねり、ゴリラさんの真後ろへ

 そして、ゴリラさんの強烈な張り手を紙一重で躱したあと――


「えい!」


 後ろから、ゴリラさんを押しました。

 ゴリラさんは土俵の外に、手がついています。

 周囲は静まり返っていました。

 その中で、キュルルはヒョウちゃん、イリエワニちゃんの方を向いて言いました。

「たとえ腕力や、動物を操る力なんてなくたって、人は、強いんだ!!」


「きゅ・・キュルルのかちーーーーーーーー!」


 カラカルちゃんがおおきな声で言いました。

 ヒョウちゃん、イリエワニちゃんはへたり込みながら言いました。


「わいらの完全な負けや……」

「野生解放したゴリラさんに勝ってしまうなんて」

「人ってめっちゃすごいな……」

「私の目が曇っていました」


 野生解放を解除したサーバルちゃんが嬉しそうに近づいてきました。


「すごい! すごい! すっごーいよ! キュルルちゃん!!」

「いやあ」


 キュルルはまんざらでもありません。

 立ち上がったゴリラさんが申し訳無さそうな表情で近づいてきます。もう野生解放してないみたいです。


「本当に済まなかった。興奮していたとはいえ、危うく大怪我させるところだった。」

「いやいいよ。もう済んだことだし」


 ゴリラさんはしかし、と言葉を続けました。


「本当にさっきのは凄かった! 私の完敗だ! 人はこんなにも凄かったのか!」


 ゴリラさんの称賛にキュルルは顔を赤くしました。

 みんなが試合の余韻に浸っているなか、ヒョウちゃんが口を開きました。


「この相撲ってやつな、うちに不利すぎやしないか? 狭いし戦ってられんで」

「んーじゃあこういうのはどうかな」


 キュルルはヒョウちゃんが得意そうな競技を教えました。

 それを聞いたイリエワニちゃんから別の意見が出ました。


「これだと私達が不利ではありませんか?」

「なら、こういうのはどうかな」

「なるほどこれなら!」


 こうしてみんなでどういう競技がいいか考え合いました。そして、ゴリラさんが最後にある提案をしました。


「話し合いで出た競技、全部やろう。森の大運動会だ!」


 こうして森のフレンズたちによる大運動会が開かれました。

 色んなフレンズがそれぞれの得意分野で競い合い、大成功しました。

 運動会のあと、ゴリラさんがキュルルと二人、こっそりと話をしました。


「改めてありがとう。

 あんなに仲良くしているあいつらを見るのは初めてだ。クロヒョウとメガネカイマンはもう仲良しコンビだし、ヒョウとイリエワニはお互いソリは悪くとも、お互いが考えた競技をいいものだと認めあっているんだ」

「僕の方こそ、あんなに楽しい運動会に混ぜてもらって、とっても感謝してるよ。だから、その御礼に渡したいものがあるんだ!」


 ヒョウちゃんたち、イリエワニちゃんたちを呼んで、あるものを渡しました。


「フレンズのみんなに絵を渡してるんだ。でもこれはただの絵じゃない。トントンずもうっていってね」

「わーうちらが可愛くかけとるやん」

「これで遊べるのかすごいな」


 みんなでトントン相撲でワイワイ遊びましたとさ。


「……」


 そんな彼らに近づいてくる一匹の影が……



第5話 完


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