第2話 タグ検索の可能性
続きは考えていないという前言を撤回しての2話目、失礼致します。
まず、前話について私の言葉足らずを謝罪した上で、お願いをしたいと思います。
多くのエッセイがそうであるように、このエッセイも筆者の私見を元にした文章です。
そのため、もし貴方が私と正反対の考え方でいらっしゃったとして、この作品に攻撃的になられ、貴重なお時間やエネルギーを浪費する必要はございません。
こういう考えもあるんだなと思って頂ければ幸いですし、それも難しいようなら、自分とは合わないな、と距離を置いて頂けるとお互い気持ちが穏やかでいられるのではないでしょうか?
また、もし貴方が私の考えに共感して頂いたとして、それ自体はとても光栄で感謝なことです。
ですが、もし万が一、私の拙い文章を、こういう考えの人もいるんだからお前の考えは違う、というような第3者様への攻撃に使われるようなことがあれば、それはおやめ頂くようお願い申し上げます。
私としては、カフェオレのような世界。確かに苦い現実はありますが、それに優しさという砂糖やミルクを足すことで、幸せな気持ちになれる世界に、せめてそれを望む方々の周りはなってくれたらいいな、と思っております。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は前回とはまた違った視点でカクヨムが優しい世界になる方法を考えたいと思います。
第1話で頂いた応援コメントの中に、マイナス評価という意見もあると教えてくださった方がいまして、なるほど、そういう意見もあるのかと感心させて頂きました。
つまり、面白くないものはマイナスの評価をつけ星を減らしす事で、より良質な作品を選別して読者に届けるというメリットがあると、私は理解しています。
私個人としましては、作品の良し悪しは、好き嫌いの問題。
もっと言うと合う合わないの問題と考えておりますが、こんな作品読みたくないと言う感想は確かにあると思います。
では、読みたくないようなこんな作品とはどんな作品でしょう?
まず思い浮かぶのは、文章が面白くない作品。つまり作者の力量が足りない作品でしょうか。
自分自身、誠に耳の痛い話でして、自己弁護との批判が内心から聞こえますが、それでも大目に見て頂きたいと、読者の皆様にお願い致します。
これは全ての作者の方々が、良い作品を書きたいと思われていると言う前提ですが。
その上で、カクヨムとは基本的に素人の作者の集まりなのですから、それこそ応援の中で、こんな文章にしてみたら、とか、ここが分かりにくいなどのコメントをして頂ければお互いにとって宝になるのではないでしょうか。
事実、私自身コメントを頂き、作品を手直しする機会に多々恵まれた経験がございます。
ではそれ以外、そもそも、そのテーマがその読者様に合わない場合もございます。
食事で言えば、アレルギーのようなものでしょうか。
ホラー嫌いな方はどれだけ文章が良くても、いえむしろ文章が良いほど読みたくはないでしょう。作者側としましても、せっかく頑張って書いた作品が、自分の責任以外の場所で不当に評価されては悲しいものです。もちろんジャンルというものは分けて頂いてありますから、ホラー嫌いがホラー作品を読む機会はかなり稀だとは思いますが。
こう言う作品が読みたい、こう言う作品は読みたくないと言うわがままが叶うならば互いに喜ばしい事かと存じます。
まあ、つまりはタグ検索の話ですね。
例えば、主人公がバッタバッタと敵を倒す話が読みたいなら、主人公最強とか無双などのタグで検索すれば良い、というのは皆様ご存知のことです。私なんかに言われる必要もないことでしょう。
私としては、このタグ検索と言う素晴らしい機能に、もっと光が当たらないかと思う、今日この頃です。
わたくしごとですが、拙作『吐き気を催す英雄の冒険譚』が、不遇スタート、というタグで検索すると人気順で1位となりました。今現在どうかは分かりかねますが。
もちろんこれは読んでくださる皆様のお陰なのですが、同時にそもそもこのタグで検索しても、その時は5個の作品しかヒットしなかったことが最大の要因と思っております。
因みに、小説家になろう様では、この不遇スタートは55個の作品についていまして、メジャーではありませんが、決して幻のタグという訳では無いと思います。
私自身分析などの技術がないので本当に愚考としか言えませんが、カクヨムの中ではなろうに比べ、タグの活用が少ないのかもしれません。
私はいわゆる読み専だった時は、このタグ検索で作品を探すことが多かったので、もしそうなら意外な事実ですね。
他力本願ですが、これについてはどなたか心得のある方に調べていただけないかと期待しております。
随分ダラダラと書いてしまいましたので、いい加減まとめたいと思います。
つまり書く側も読む側も、タグをもっと活用してはいかがでしょうか?
例に挙げた不遇スタートなども、もし本当にマイナーな分野ならともかく、当てはまるのにタグをつけていなければ、折角の読んでいただく機会を逃してしまう事になるかも知れませんよ。
また読む側としましても、もしタグ検索を普段しないと言う方は、使ってみてはいかがでしょうか?確かに評価の低い作品は敬遠してしまいがちですが、どんな作品も初めは星0です。上手い下手だけではなくご自分の好き嫌いで探してみる事で、隠れた名作が見つかるかもしれませんよ?といいますか、カクヨムに投稿されている作品は膨大で、そうでもしないと見つからないのではないでしょうか?
そうやって、上手い下手以外の観点でも互いに誉めあえる世界は、甘いですが幸せなものではないでしょうか?
私、おかか貯金箱はそう思うのです。
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