「魔王」っていう話

月宮雫

プロローグ 魔王ショートショート

多分、普通の中学二年生。

人と違うことは――ちょっと家にいるのが好きなくらい、かな。

あと、もう一つ。

普通の人だと絶対もたない夢を持っている。


それは

『魔王』になること。


異世界転生物を読んでも、魔王側に感情移入しちゃって。

魔王が倒されてしまうシーンで涙して。


魔王は、どうしたら『正義』になれたのか、考える。

昨日も、今日も、明日も。


それは、私が、魔王になるための、大事なプロセスだから。

だって、もし異世界転生したら、絶対魔王になりたいし!

その時のための準備って大事だよね!


ということで、次から、1話完結の魔王のお話を書いていこうと思う。

物語を書いている間、その間だけでも、私は『魔王』の気持ちになれるから。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る