第18話 登校
おはよう、探だよ。
昨日、二年生が終わるまで秋先と雲水、二人のうちどちらかを選ぶって言っていた探だよ。
いつの間にかプチハーレムな探だよ。
とゆうか、こんな男のどこがいいんだろう。女ってほんとにわかんない。
「はぁ.....」
まだ起きて10分だと言うのに、今日何度目のため息だろうか。
腰が重い。学校行きたくない。何故自分はなんでも面倒な事にしてしまうんだろう。
中学校の頃はもっと効率よくやっていたはず......
まぁいい、とにかく平和に過ごすために、なるべく目立たないようにこれからもしていこう。と、
ピンポーン
「こんな朝早くに誰だ?
俺は、同級生から逃れるために東京の中学校から北海道の臨生学園高校に入学した。
両親は東京にいる。なので、お金をもらって学校に近い宮の森という場所の一軒家で一人暮らしをしている。
まぁ、宮の森は北海道の中では一等地である。
一応....財閥の息子ですから...
階段を降りて、ドアを開ける
ガチャ
俺は目の前に立っている女の子を見て
ガチャ
ドアを閉めた。
「しめないでよーーーーーー!!!!あけてよーーーー!!!さぐーーりーーーん!!!」
なんで俺の家知ってんの???
ストーカーじゃん、もうこれストーカーだよね!?
はぁ、朝から災難だ
「ちょっと待ってろ...今準備していくから!」
ドアの向こうにそう叫んで準備を始めた。
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絶対にさぐりんは私のものにしてみせる。そう決めたから、昨日下校するときに、さぐりんを尾行して、家をつきとめた。しかし、宮の森に住むなんてさすがだな.....
家はよく見てないけど場所は大体把握出来た。
さぐりんは学校にくるのが早いからそれを狙うしかないな
朝7時。学校が開く時間から予想して、多分この時間にさぐりんが出るということで間違いないだろう。
「たしか、家はあそこら辺っと....」
そして昨日尾行した家の前まで着いた。
「嘘でしょ......デカすぎ...............」
さぐりんの家は、とにかくでかかった。門の奥は庭園が広がり、奥に、家、ではないな、屋敷が建っている。
こんなでかいのか.....執事さんとかいるんだろうなぁ。
もんは空いていたので、奥に入ってインターホンを鳴らす。
ピンポーン
これは普通なのか。きっと執事さんが出てくるんだろうなぁ。そう思ったとき
ガチャ
「あ.....」
ガチャ
「しめないでよーーーーーー!!!!あけてよーーーー!!!さぐーーりーーーん!!!」
「ちょっと待ってろ...今準備していくから!」
あぁ、まだ準備してたのか。執事とか出てくると思ったけど、さぐりんだった。
「ふふ、ねぐせさぐりんかわいかったなぁ~」
ニヤついていると、さぐりんがきた。顔を引き締める。
「お前なんで俺の家知ってるの?」
「んーないしょ!それよりさぐりんあのお屋敷には何人の人が住んでるの?」
「いやないしょって....まぁいいや、俺一人だけだよ」
「は?」
「だから、俺だけ」
「あのでかい家に1人?」
「うん。」
ああもう生きてる次元が違いすぎる。
そう思いながら一緒に学校へ登校した。
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こんにちは。嵩いの李です。皆さん、いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。
レビューやいいね、コメントして下さりますと、とても喜びますし、モチベーションがすごく上がります。特にレビューして下さるとすごくハイテンションになって裸で踊り狂います。質問等もお待ちしております。
毎日投稿を心がけておりますが、嵩いの李は現役高校三年生受験生なので、やむを得ず投稿できない日もあります。何卒、御理解お願いします。
これからも『ラブコメ主人公は爪隠す』をよろしくお願いします。
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