不死者と暗殺者のデスゲーム製作活動 著:麻宮楓 出版:電撃文庫

【あらすじ】


不死者の呪いをかけられた主人公と殺人衝動の呪いをかけられたヒロインが、それぞれの呪いを解くお話。


本当に間違えたくないと、上記。



死なない呪いをかけられた主人公と、殺さずにはいられない呪いをかけられたヒロインが、互いの呪いの特徴を活かして助け合い、最後は呪いに打ち勝って解いてしまうお話。


上記だとちょっと盛った。


2019/05/16 読了


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【感想】 ※おまけ


 ぶっちゃけアイデア作品。

 連続殺人をいかに合法的にかつエンターテイメント性を持たせて書けるかに挑んだと思われる。


 殺し殺されが好きなひとは読めるかもしれないが、嫌いなひとはきっと読み味が悪すぎて閉じてしまうと思われる。


 中盤から後半にかけてデスゲーム製作に移行しているが、『必然性』はわたしの読解力不足なのか感じられず、不死者と暗殺者のお話をしたいのか、デスゲーム製作活動のお話をしたいのか、筋が2つに分かれてしまっている。


 事象の変化としては、はじめに呪いをかけられて、四苦八苦しながら向き合って、最終的に解くお話で通っている。


 なお、オビに書かれている「殺すのは挨拶。」「殺されるのは礼儀です。」は、ほとんど本文に感じなかった。

 あとがきによると相当な難産だったようなので、よくここまでのぶれ幅で抑えたと褒めるべきかもしれない。


 個人的には不死身と暗殺者の呪いだけで、最初から最後まで書き切ってほしかった。まあ、電撃文庫のレーティングに収るお話ではある。


 次回作に期待。

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