第63話【呼吸が止まっても笑顔は絶やさず天授を全うしよう】
『もしかしてだけど……本当に
『今さら止める事は出来ませんよ~覚悟してくださいね!!それでは記念の撮影をば――――』
窮地に立たされた影武者の脳内には、尋常ではない量の脳内麻薬が分泌され、本人の実力以上の能力を産み出していた。
(我の息の根を止めるつもりなのか?――――さすがは噂に名高い〝
【ついでに影武者は余計な事を考えていた】
(わ~しゅご~い、魔王城があんなに小さく見えるぅ~。妃様と娘さんは、アイスを食べ終わって、雑貨屋さんで一番人気の〝フレデシカ姫〟の角をカチューシャみたいに着けている……って、あんた本物やないかいっ!!)
【母上へ 僕が生きて帰ってこれたら親孝行するからね……(なぁに、必ず帰るさ。僕を誰だと思っている?――――泣く子も黙る魔王様だぜ?)行ってきます!!】
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