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  •  拙作をお読みくださり、本当にありがとうございました。

     書くべきことと、書くべきでないこと、の選別ができていると言っていただけて、とても嬉しく思います。
     と、申しますのは、この物語はやたらと情報量や謎が多く、「現段階で、どのくらい説明をすべきか、謎を明かすべきか」について、いつも悩みながら書いているからです。
     この辺の匙加減は、友人に読んでもらって確認しています。だから、実は私一人の力ではないのです。せっかく、お褒めいただいたのに、申し訳なく思います。

     作者としては、さっさと明かしたほうが楽です。けれど、読者にしてみれば、「興味のない情報は、苦痛でしかない(友人の言葉です)」わけです。
    (しばしば、面と向かってこれを言われるのですが、かなりグッサリ来ます。でも、もっともなのです)

     ですが、逆に、読者の関心がそちらに向いた、ちょうどいいタイミングで明かされると「凄く興奮する(同じく、友人の言葉です)」となるわけで、上手いタイミングをいつも模索しています。
     
     余計な人物を出さないことにも気づいてくださり、嬉しいです。
     この物語は、実はかなり無理をして、「余計な人物」を削っています。再登場しない人物は、できるだけ「明らかにモブ」という感じに書いています。
     主要人物が多すぎるので、そうでもしなければ読者の頭がパンクしてしまうのではないか、と恐れているのです。

     固有名詞もできるだけ減らしていました。本来なら、あったほうが自然な「店の名前」や「土地の名前」はつけていません。登場人物も、本当に必要になるまでは固有名詞を出していませんでした。(ヒロインの父親の名前は、本人が登場するまでは書かなかったのでした)

     ここまでやると、かなり不自然だと思うのですが、情報量を減らすための苦肉の策でした。
     他の物語だったら、こんなことはしないほうが良いのではないかと思います。情報量の多い拙作だから、の私のこだわりです。

     そんな、誰にも気づかれないような苦労に気づいてくださり、ありがとうございます。
     驚き、感動しています。

     長い物語にお付き合いくださり、本当にどうもありがとうございました。

    作者からの返信

     こちらこそ、ご参加いただき有難う御座いました。

     多分、こういう匙加減って作者の一生の命題なのかもしれませんね。
     私自身、いつも迷いながら書いていますし。
     結果、スランプですしww
     
     それはさて置き、協力者がいらっしゃる、ということでしたが、やはりそれはあなた自身が努力された結果身につけたあなただけの実力だと思いますので胸を張るべきだと思います。

     今後のご活躍を期待してます。