第8話 学校に行けない
学校を休んでいた二週間の間、親との関係がめちゃくちゃ悪くなりました。母は私の腕を引っ張ってでも学校に行かせようとしました。でも私は課題が終わっていないまま学校行くことなんて出来なかったので必死に抵抗しました。
最初に学校を休む時は体調が悪いから休むと言って嘘をついて学校に電話をして貰いました。3日くらいは通用したと思います。でもそのうち医者に連れていかれそうになりました。親も仮病なのは分かっていたと思いますが。具合が悪いのは嘘なので病院に行くことも必死に抵抗しました。それからは理由も言わずに今日も休むと言い張り、親に抵抗し、部屋から連れていかれないように頑張りました。
両親は私が学校に行きたくないことを流石に察してはいました。なんで学校に行きたくないの?と聞かれても私は答えたくなくて言いませんでした。だってしょうもない理由だから。しょうもないことなのにそれを受け入れられない自分にもすごく悩みました。でも、課題が終わってないくらいいいじゃん!なんて思えなかった。両親に言うのもすごく恥ずかしかった。
だから両親にもたくさん悩ませてしまいました。ほんとにたくさんの迷惑をかけました。
どんどん疲弊していく母を見て申し訳なくなってこのままじゃダメだ。ちゃんと言わなくちゃと思い。行きたくない理由をを打ち明けることにしましたがほんとに勇気のいることでした。
母は理由について否定的なことは何も言いませんでした。これからどうするのか一緒に考えてくれて担任の先生に相談してくれました。
そして担任の先生が家に来て話をしました。
真面目な性格の人ほど学校に来られなくなる人は多い。課題が終わってなくても来てる人はいっぱいいるんだからそんなに気にしなくてもいい。各教科の先生にも話しておくから大丈夫。とかいったようなことを言われた気がします。
先生と話したことで気が楽になってまた学校に行く準備や少しでも課題を終わらせる努力が出来るようになりました。
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