第88話 意地悪なんか大っ嫌ぃ!
。。。お姉ちゃん、どうしてみこのことは助けてくれないの?
「ウフフフフ。みーこちゃん、
「チッ。。。」
「今度こそ、逃がさない!」
「クッ。。。」
前と後ろ、右と左、上と下。。。
お姉ちゃんは
お姉ちゃん、痛ぃょ。。。
斬られた所
みこだって、お姉ちゃんが居るのに!
みこだって、お姉ちゃんと一緒がいいのに。
ねぇ、どうしてみこのお姉ちゃんはみこの側に居てくれないの。。。?
(バリン!)
「ウフフフフ♪みこちゃん、もうお終いなの?そんなこと、無いよね。。。?無いよね!ハハハハハハハ♪ホラ、みこちゃん早く立って!早く反撃しなきゃ!いっぱいいっぱい大怪我しなきゃ!!!
。。。だってソレじゃぁ、全然ごめんなさいには足りないよ?ね、だからもっといっぱい、私達とアソボウ?フフフフフ♪」
(パキパキパキパキ!!!)
「無様、この程度の
(バリバリバリバリ!!!)
久しぶりにたくさん流れる血が痛くて、障壁を張り直すのが面倒くさい。朱色の氷棘で壁に串刺された肩や太ももが
「フフ。。。ねぇ、みこちゃん?どうしてみこちゃんが今、そんな痛い思いしなきゃいけないのか知ってる???」
「
「それはね♪みこちゃんが先生の言うことを聞かなかった悪い娘、だからだよ。。。?
あのね、みこちゃん♪先生の言う事に、間違いなんか無いんだよ?先生の言う通りにすれば、誰も悲しまなくてよくなるんだよ?先生の言う通りにしてれば五月ちゃんだって生き返。。。五月ちゃん?
違うの!!!ごめんね、五月ちゃんごめんね!もうすぐ、もうすぐ生き返らせてあげられると思うから、お願い。。。そんなお顔で私を見ないで?
「
大丈夫。ほら、もう何も居ない。もう何も怖くない。貴女の前には、私だけ。貴女は、何も悪くなぃ。。。」
「ハ、ハ、ハ。。。。。お姉ちゃん、だけ?お姉ちゃん。。。お姉ちゃん。ふぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「。。。ぃぃ、娘」
我慢出来ないのは、
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