五章幕間 お姉ちゃん④
「せーん輩♪また勝手に抜け出して、こんなとこでな~にしてるっスか?♪」
「あ、スミちゃん♪ごめんな。直ぐ戻るつもりやったんやけど、通り掛かったら
その片隅の小さく粗末な部屋で、その幼女は眠っていた。
何故ならその幼女には、まるで
したがってこれまで数多の魔法少女達の治療を担って来た花園の職員達でさえ、この生きたまま死に続ける幼女を安置という名目で放置する以外に手は無いのであった。
「な!!!!!せ、先輩、またしても新しいロリッ娘を見つけたんスか。。。?この浮気者~!
先輩にはスミレと言う者が、スミレと言う超~健気でプリプリな可愛い後輩が在りながら!先輩は、先輩は。。。。。」
「もぉ、そんなんじゃあらへんよ?
まったくスミちゃんは、ホンマ焼き餅屋さんなんやから♪(チュ♡)」
「そ、そんなキス位じゃスミレはもう騙されないッス!!!」
「ウフフ♪だったら。。。これなら信じて貰えるん?♡」
「せ、先輩。。。まだシャワー浴びて無いのにそんなとこ汚、ヤッ。。。」
「ホンマに。。。イヤ?♡」
「だ、だって。。。その子が目を覚ましたら、ヒャン♡」
「大丈夫。。。な、スミちゃんええやろ?♡ウチ、もぅ我慢出来ひんの。。。今すぐスミちゃんの全部が欲しい!!!スミちゃんの全部をウチに頂戴!?♡」
「ヤン♡先輩、そ、そんなに急に激しくされたら。。。スミレは、スミレはスグ!!!!!イヤァァァァ♡。。。。。」
ジュルジュルと暗い部屋に激しく響いた艶かしい音。
絶叫にも聞こえる悦びに悶え、絶頂へと達した少女は糸の切れた操り人形の如く動きを止めた。瞬きも呼吸も鼓動さえも、まるで本物の人形の様に事切れた少女を尻目に眼鏡のお姉さんはキスをする。
「ごめんな。。。。。もうちょっとだけ待っててな?お姉ちゃんのお姉さんが、絶対大好きなお姉ちゃんの所に連れて行ってあげるから。な?だから、もう少しだけ良い子にネンネしててな?。。。チュ♡」
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