尿路結石(尿管結石)になった!

いとちん

第1話 激痛

今回は私の尿路結石の体験談を書こうかなと思います。


あぁ…もう2度となりたくない…


別の小説、双極性障害?の連載中の時期の出来事だ。


それは突然襲ってきた。

しかも最悪のタイミングで…


私がA社のD班で無視され、ミスが続き、退職を考えるまで追い込まれる直前の頃。


ある日曜日の夜勤の4時頃、急にお腹が痛くなってきた。

トイレに行くが、違う。


痛いなぁ…まだ動けるが…


とにかく、引き継ぎの朝7時半までは我慢しよう。


痛い、何なんだ…


やっと引き継ぎだ…

引き継ぎ中は立って居られなかった。


引き継ぎが終わって事務所に戻ると、ホッとしたのか、激痛になってきた。


椅子の上でうずくまる。


痛い!痛すぎる!


同じ班の3人はうずくまり、腹を押さえている私に対し、無視…


その日、休日、少し知り合いの人で会社に出てきていた人がいた。

心配して近よって「おい、大丈夫かい!」

声をかけてきてくれた。


私「大丈夫じゃないです」

「お腹が尋常じゃなく痛くて」


「痛み止めの薬を持ってるから、あげようか?」


!、神様に見えた。私「是非下さい」


飲んで効くのを待つ…30分位待つが逆に痛みは増していく。市販薬なんかじゃ駄目だ…


朝一で病院行こ……は!


くぅ…日曜日の朝8時過ぎ…病院休みじゃないか…


…しかし、そこは私も3児の父、休日診療ってのを知っている。

検索する。


見つけた、○○医院(内科、胃腸科)


胃腸科もある、ここだ!


事務所から車まで10分位かかる、歩くので精一杯だった…よく耐えた…


病院まで15分位、自分でも良く運転出来たと思う。病院に行けさえすれば、麻酔でも何がしら痛みは和らげてくれるはずだ。


着いた、ちょうど開院時間で客は2人しかいなかった。


私「すみません、急患です!」


受付にそう伝えると、すぐに診察して貰えた。

じいさん先生だった。


私「お腹が痛くて耐えられません!」


ここは痛いか?ここはどうだ?


私「よく分かりません」


先生

「ふ~ん、なんだろなぁ」


私「まさか分からんのか?内科胃腸科、スペシャリストじゃないのか?」心の叫び


私「先生、薬が効くレベルじゃないです。とりあえず麻酔か何かで痛みを止めてください」


先生

「わかった、麻酔を打とう」

腰に麻酔薬を打つ。


……効くのを待つが、全く効かない…


丸まってひたすら痛みに耐える私に先生は困った顔をしている。


この病院駄目だ…


診察を終え、待ち合い室に向かう


……座席に着く、人目をはばからす丸まって悶絶うつ…


もう…痛すぎで死にそうだ…立ち上がる事も出来ない…


受付にお願いした…


「きゅ、救急車を呼んでください」


10分程で病院に救急車が到着した。


病院に救急車が迎えに来た、へんな感じだw


救急車の中で隊員が妻に電話した。


痛すぎる…ピーポーピーポー、「救急車が通ります。道を譲って下さい」ピーポー


人生初の救急車…痛すぎて涙か出た。


10分位で大病院に到着、診察が始まる。


お腹を触って痛い部位を探している。

ここはどうだ?ここは?

「分かりません、全体が痛いです」

何かさっきの病院みたいだった。


その後1時間位放置された、妻が来たので背中を擦ってもらう。


先生が来た

「CTスキャン?をするそうだ」


この頃はもう痛すぎて耐えて体力も無くなってきてて、あまり覚えていない。


さらに1時間位待たされ、結果が出た。


「尿路結石ですね」

「座薬を入れましょう」


尿路…?で、ど、どうするの?手術?


「痛みが引いたら帰っていいですよ」

「石が出るまで水を大量に飲んで下さい」

「泌尿器科に行って下さいね」


先生が急に冷静になった…


「え、いや、帰れって、痛いんですけど?」


先生

「もう少し大きかったら手術しますが、この位なら自然排泄で出てきますので」


「では、お大事に…」










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