京丁椎の真夜中MIDNIGHT∞ 令和元年5月11日～3年3月14日

で、なんで『急』じゃなくて……。

　何だったかな、芸道論か何かだっけ？『序・破・急』って。個人的見解だけど、四部作なら『起承転結』でOKじゃないのかって気がするんだけど……何で『Q』なの？

　まぁいいや、製作側がそうしたいんだからそうなんだろう。てなわけで続いて『Q』な訳ね。舞台はいきなり十四年後。そりゃ目覚めた途端に十四年も月日が経ってりゃ戸惑うわな。ミサトは戦艦みたいなのの艦長になってるわ、リツコは副官になってるわ。話に付いて行けないのはシンジ君だけじゃねーやって感じ。

　それにしても不親切だな。十四年の間に何が有ったかとか説明しなかったからシンジはネルフに行ってしまい、余計にややこしい事になったんだ、間違いない。

　社会人で大事なのが『報告・連絡・相談』って奴だ。俗に言う『ホウレンソウ』ね。仮にミサトやリツコが『十四年前にあなたが乗ったエヴァが暴走してニアインパクトが発生しました。あなたがエヴァに乗ると危険なので乗ってはいけません』とか、『我々はネルフと対立する団体です。あなたを拘束します』説明しておけばここまでややこしくならなかったはず。

　つまり、エヴァQで監督が伝えたいのは『報・連・相が大事』って事だ。

　※個人的見解です。

　変わった様だけどミサトのズボラさや雑な所は変わってない。人は簡単に変われないものだ。『三つ子の魂百まで』って奴だね。

　それと、アスカが言ってた『エヴァの呪縛』なんだけど、十四年経ったって事はアスカは三十路手前なわけだ。ミサトやリツコが四十代半ばだったとしても問題は無いだろうけど、アスカやレイが三十路手前ってのは何かと不味いだろうねぇ。

　世間一般ではヒロインが三十路なんてのは需要が少ないはずだ。だからアスカの外見を変えない理由を『エヴァの呪縛』としたに違いない。実際はキャラクターグッズ売り上げとか観客受けとかを狙った『大人の事情』じゃないかと睨んでおります。

　個人的には大人になったアスカを見たい気もしないではないのだが、やっぱりそうはいかないでしょうなぁ。

　そっけない態度のミサトに始まり全体を通して鬱展開。助けたはずのレイは別物になってるし、生きてて嬉しいと思ったアスカは敵対心丸出し。もう訳が分からんわな。でもこの訳の分からんのがエヴァな気がする。

　ここまで訳が分からん状態で『続く』となるんだから続きが気になって仕方がない。きちんと次回で完結するんだろうか？　完結編（？）を見れば京にもエヴァの世界がわかるんだろうか？

　ここまで来て延期とかなったらマジで怒るし、立ち消えになったらエヴァを許さんと思う。

　ペンネーム ハイロック さんからのお便り。

『今年の6月らしいから、まあ、21年にはやるんじゃないかな』

　うん、なんかスタジオカラーって拘りが強そうだから作品の為なら平気で延期しそうな気がする。ところでハイロックさんはQの内容は覚えてる？　二〇一二年十一月の公開映画だから八年近く前だもんなぁ。京だったら忘れちゃう。

　ペンネーム 鴉 さんからのお便り。

『某国民的？アニメですね。

よく考えたら10年近く新作をやってない気がしますね…』

　多分だけど、ファンもQがどんな話だったか忘れかけてると思う。京はまったく知らんかったからDVDを買って見たけどさ、どうなるんだろうねぇ。新作はDQⅤの映画みたいな事にならん事を願ってます。往復百キロの道のりを車で走って見に行く価値があるか否かが気になります。

　まぁここまでの三作だけでもDVDを買った価値はあるな。これは良いお金の使い方をした。イサムスプレーのエアーウレタンと同じくらいに良い買い物をした。目から鱗だな。アニメ技術の進化がよく解った。もうセル画とかの時代じゃないんだねぇ……。

　曲行きますか。京みたいなオヂサンはこんなアニメを観て育ったんだよ……。

https://www.youtube.com/watch?v=veI2yVNTgns