歳を取るってこういう事かなって思う。
叔父は母の弟だから母より歳下なのは当たり前なんだけど、七〇になる前に亡くなりました。具体的な年齢までは書かんけど、享年は六〇代。早いよなぁ……早すぎるで。
従姉弟の子供が高校生になってたり、『おっちゃん』って呼ばれると「あ~俺もそんな歳か~」って思うし、叔父に限らず京の事を可愛がってくれた祖父や祖母は亡くなってるし、どっちかというともう可愛がられるんじゃなくて可愛がる側に回ったんやな~って改めて思いました。
叔父は娘しか居なくて、親戚中で甥は京だけなんだよね。可愛がってくれましたよ。最初の愛車は叔父が乗ってたカローラだったな~とか、まぁいろいろ思い出したりしています。
ん~そうそう。京は母親に似ているんだけど、手先が器用だったり頑固だったりで祖父の血をかなり濃く引き継いでいるみたいです。従姉弟に『禿げ方がお父さんの面影がある』とか、『横顔がお父さんやお祖父ちゃんとそっくり』とか言われました。やっぱり親戚なんやなぁって思ったのと、祖父も叔父も妙に京の事を可愛がってくれたのはそれでかなぁと思いつつ葬儀は終わりました。
泣かんとこうと思ってたけどな、病気で苦しんで苦しんでしていた叔父の安らかな死顔を見てたら「ああ、おっちゃん楽になったなぁ……」って思えてきて泣いてしまいました。眉間に皺の無い叔父の顔を見たのは何年ぶりかなぁって感じです。
で、翌日二七日は出勤だったのですが、また波乱の展開だったんだよなぁ。ここで一旦切ります。
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