京丁椎の真夜中MIDNIGHT∞ 令和元年5月11日～3年3月14日

締め切り後のお便りピックアップ②

　さて、帽子を被らず炎天下の下で草むしりしてしまった京は頭皮が日焼けしてヒリヒリしている訳ですが、気にせずまいりましょう。

　ジブリアニメの『風の谷のナウシカ』は間違いなく名作なわけですが、原作は好き嫌いが別れる癖の強い作品だと京は思っています。そんなナウシカ絡みの『端折って良かった作品も在る。』へ届いたお便りをご紹介。

　ペンネーム ハイロック さんからのお便り。

『ナウシカは完全に漫画版が好きです。っていうかあの漫画がハヤオの本気かあとびびった記憶があります。アニメ版も大好きだけど。ディストピアものであれ以上の作品書けるかなあ。

　ちなみにナウシカ２をずっととりたくて庵野秀明はハヤオの近くにいるそうですよ。』

　『ディストピアって何？』と思った京はインターネット検索サイトのヤホーで調べてみました。

　ディストピアとはユートピア（理想郷）の正反対の社会である。一般的には、SFなどで空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で、その内容は政治的・社会的な様々な課題を背景としている場合が多い。

　参照元　Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2

　ディストピア物で思い浮かぶのは実写版だとマッドマックスシリーズとかかな？　ナウシカの漫画版はグロかったり癖が強かったりして好き嫌いが別れる作品だと思います。漫画家じゃ無い作者が描いたからか読みにくかったりすると思うんだけど、作品は素直にすごいと思います。これ以上のディストピアを描くのは難しいだろうし、描いたところで『ナウシカみたいだな……』と言われそう。そんな作品です。

　『〇〇みたい』って言われる〇〇を最初に作り出すって事は素晴らしい事。とんでもない快挙なわけですよ。好き嫌いで言えばナウシカの三巻以降は好きじゃないのですが、素直にすごい作品だと思います。決してテレビや映画で作品化出来ないハヤオワールド。じゃなけりゃ最終巻まで買わない。宮崎駿の本気を読みたい方にお勧め。ただし好き嫌いは分かれると思います。

　ナウシカ２は難しいでしょうねぇ。原作だと最後の方まで巨神兵が活躍してるけど、映画は腐って骨になったもんねぇ。庵野秀明監督なら巨神兵のキャラを上手く使ってナウシカと共通な世界で別物語を作れそうな気がします。ナウシカを使うにしても原作と全く別なお話になりそう。でもってファンの間でも評価が真っ二つに分かれる問題作になるんじゃねぇかなって思います。庵の監督のナウシカ２か……オラ、考えただけでもワクワクすっぞ。

　京としてはカリ城の続編を期待しつつ……いや、逆に続編が無いから良いのか。

　ナウシカ絡みでほーたんからのお便り。

『ナウシカとラピュタの違いがわかんないんですよねー。らんっらんらららんらんらんっ』

　ファンが読んだら江頭アタックが来そうな勢いだぜ。ナウシカがランランララで、ラピュタがバルスと覚えればわかりやすいです。

　鴉さんからもお便り。

『風の谷のナウシカは、漫画版は全て読破して映画版も見ましたが、なんかこう、描写が凄いしストーリーも救いが無く、子供向けでは無いですね。

ですが、名作でしたねこれは……

実写版はこれは、出来ないでしょう、絶対(笑)どこかで圧力がかかりそう(笑)』

　規制が強まればテトを服の中に入れるシーンもアウトになるかも。ガッツリ谷間を描いてるもんなぁ。ナウシカの胸が立派なのは死にゆく者を抱きしめる為だそうな。大きければいいってもんじゃないけど、無いと寂しい。

　漫画はねぇ……アニメで書きたい部分が色々な面で描いてあって描写がすごい反面読み辛い所もあって子供が読む漫画じゃないなって思います。映画を観た子供が読んだら泣くか落ち込むと思います。京の中では１２歳未満は読まない方が良いと思います。

　ナウシカの実写はハリウッドが全米を泣かせるつもりの予算で作るなら実現するんじゃないかと。予算が限られている邦画では無理でしょう。主に予算面で圧力がかかりそうですね。ナウシカ役も事務所ゴリ押しで決められそう。

　さて、締め切り後のお便りピックアップ、最後は阿修羅大工さんのお便り。

『＞ナウシカに関してはこれで良かったと思う。

賛成です。たぶん漫画のえぐい感じの方が描きたい事だと想像しますが。

　宮崎監督が描きたかったのはエグい描写の漫画版。でも子供も見るアニメ映画としてはアニメ版は間違っていないと思います。上手く物語は出来ているし、世界中で愛されています。作品は愛されてナンボ。これも正解の形の一つだと京は思っています。

　ラストナンバーはナウシカ絡みで行きますか。もう少しマシな歌手は居なかったのかと思いつつ、安田成美で『風の谷のナウシカ』

https://www.youtube.com/watch?v=rHRyf15ipEg

　さて、今回の『締め切り後のお便りピックアップ』はここまで。また次回にお目にかかりましょう。お相手は『８本スポークのアルミホイールを愛する男』京丁椎でした。また次回まで……(*・ω・,)ノばいちっ！