社会科見学散歩1匹と1人綺譚~令和への扉~
狗子
第1話 そうだ、御朱印拝受に行こう。
令和の扉は開かれた。
このエッセイは世界で一番可愛いミニチュアダックスフンドとズボラでみきり発車が十八番の作者がお送りするノンフィクションである。
令和元年、5月3日。天気、快晴。
そもそもが5月3日に至る理由については令和元年5月1日にある。
国民がそれぞれの気持ちを胸にこの5月1日を迎えた筈だ。無論、単純な私は希望と期待を胸に迎えたのだが。日本国民とあらばこの日についての説明は無用であろうというみきり発車省略型の作者である。
さて、この日私はテレビをみていた。どこの番組を見ても同じ事。令和ムードというわけで。とりわけ、それが可笑しかろうと思うこともなく見ていたのだ。そう、そのヒトコマである。
そのヒトコマは神社に並ぶ人、ヒト、ひと。なんの行列か、御朱印だ。令和元年5月1日という日付を求めて皆が寄って集っている。そのヒトコマに圧倒され魅了された。
そうだ、御朱印だ。御朱印を賜りに行こう。近くに国宝の神社があるじゃないか。(所要時間30分)
そもそも御朱印とはなんぞや。皆、知っての諸行だろうか。私はちょくちょく世界一可愛いミニチュアダックスフンドと神社詣りをする。
ここで世界一可愛いミニチュアダックスフンド、私の相棒を紹介する。このエッセイに於いての主役中の主役だ。それ以外に主役何か居ない。無論、みきり発車お得意の主役など言語道断に決まっている。
さて世界一可愛いミニチュアダックスフンド、名をレオン。これ以下については世界一可愛いミニチュアダックスフンドという敬称を省略する。レオンという名の中に総てを含んでいるからだ。(作者の溺愛に阿呆だのキチガイだの罵れば良い。)
レオンはチョコレート色が美しいミニチュアダックスフンド、8才である。御立派で凛々しく甘えん坊な雄である。少々より目に薄い茶の眉が人間臭くて良い。前足の丸いフォルムに足の裏の肉球が美しい黒豆。総てに於いて完璧。
レオンの説明はまた追々出てくるかと思う。
さて、御朱印の話だ。御朱印とは参拝の証しに頂ける印の事である。単なるスタンプラリーとは違うのだ。御朱印はしかもタダでは頂けない。
そもそも御朱印とは神社だけではなく、お寺でも頂ける。
初穂料(神社)・お寺(志納料)という料金と云ったらザックリ感があるだろうがその伝え方は強ち解り良いことも事実。
御気持ちのシステムというのだろうか、それが単なるスタンプラリーとは違うという理由の1つ。ご縁を頂いた感謝の志をお渡しする。総ては感謝の気持ちで出来ているのだ。
5月1日の天気は雨。レオンを雨打たせるわけにはいかぬ。それならば晴れた日の午前中出向こうと、それが5月2日となる。
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