可愛い女は、やはり怖い！

第1話 可愛い女は、やはり怖い！

またやられた！！！

そんな言葉を毎回繰り返している。

思わせぶりという言葉が世界で一番嫌い。

僕の名前は、宮城幸太。30歳。独身。

彼女いない歴、8年。

外見は、その辺にいそうな普通の人。

若干、童顔。背は高くない。日本人の平均身長より下。太ってもいなく痩せてもいない。

そう、普通の人。

性格は、おふざけマン。面白い事が好き。だけど優柔不断でグイグイいけない。

人に嫌われるのが怖い。自分で言うけど、八方美人なところもある。でも自分なりに男女関係なく、相手の気持ちを考えて行動するようにしている。

よく言われるのが「優しすぎる」だ。

好きな女性のタイプ。小さくてふわふわしていて、小動物みたいで守ってあげたくなるような子。セミロングのゆるふわのパーマだったら最高だ。いかにも男が好きそうな子。

そう、その辺にいそうな普通の人なのだ。

だけど一つだけ、普通じゃない事がある。

今まで出会った女性がみんな可愛いという事。そして少し、いや‥少しじゃないな。その女性達がみんなぶっ飛んでいると言うこと。

そんな僕が出会って体験した、ぶっ飛んだ魔性の女性たちとの事をここに書いていきたいと思う。