第14話【原石】
ある時Aは、仕事の上司にこう言われた。
上司『君は磨けば光る〝ダイアモンドの原石〟のような男だ。これからも仕事熱心に頑張ってくれよ!』
A『はい、直ぐにでも輝けるよう、精進致します!!。』
翌日――――Aは、無惨な死体となって出て来た。
そう、何を思ったのか工業用の大型研磨機に体をいれていたのだ。
――人も原石も同じで、長い年月を掛けて洗練されるからこそ、見る者の心を掴む美しい存在へとなる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます