第27話【リクエストオブとかげコレクションその3】


 ①雪合戦でお弁当箱の歌


 歌のお姉さん『これっくらいの雪玉に、手榴弾パイナップルをちょっと詰めて~♪』


 歌のお姉さん『嫌~いな奴に散弾銃ショットガン回転式拳銃コルトM1848を振って~♪』


 歌のお姉さん『にんじんさん。さくらんぼさん。しいたけさん。ごぼうさん♪』


 歌のお姉さん『かざあなを空けるレーザー砲♪』


 歌のお姉さん『筋~も残さぬ軽機関銃ブレ~ンガン♪』



 ②戦場を駆けたおばあちゃんの知恵袋


 幼き頃におばあちゃんから聞いた気がした。


〝地雷を踏んだ時は、足を離さなければ爆発しない〟


 おばあちゃん『あたしゃの時は、たまたま持っていた重さ45kgの漬物石を置いたもんさ』


 ――――そんな言葉を思い出していたAは、戦場で踏んだ地雷から離れられずにいた。


『ようは、重りをかけてればいいんだろ?なら簡単さ。ちょっと〝石〟拾ってくるわ』



 ③諦めなければそこに道がある


 目の前には年季の入った〝木の蔓や蔦で出来た吊り橋〟。


 下が崖だろうと……例え、橋の幅が狭くても諦めなければどうにかなる。


 よく見る映画やドラマなら、どんなに小さな奇跡だって起こせるんだ。


 僕『アクセル全開だぜぇ!!いっけぇぇえ!!』


 僕はJEEPを全速力で走らした。



 ④次回〝食べられる気持ちを分かるために蛸に転生してみた〟



 A君『お前たこ焼きにされた〝たこ〟の気持ち分かんのかよ!!』


 B君『そんな質問されている〝俺〟の気持ち分かんか?』


『『……それもそうだな』』


 B君『ちょっと蛸の気持ちになってくるわ』


 A君『後で教えてね~』


 ⑤動物園にて餌やり途中のワニが脱走しました。



 屈強な背中の班長『皆、ハンマーの準備はできたか?防衛線は必ず守るぞ!!』


 屈強な脹脛ふくらはぎの隊員『奴の歯を押さなければ噛まれないはずです!!』


 なにかが違う隊員『バナナを投げれば倒せる筈さ!昔やってたゲームでゴリラがやってたからな!』


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