第11話【一人かくれんぼその2】


〝一人かくれんぼ〟――――それは、絶対にやってはいけない禁忌の遊び。


 通常のかくれんぼ同様、


 僕は今、怖いもの見たさで正しい手順を使った後に、押し入れへ一人隠れた。


 見つかるまでの暇潰しに、友達と会話していた。


 ~開始から一時間後~


 僕『腹が減ったな……。何かないかな……こっくりさんこっくりさん。どうしたらいい?』


 こっくりさんの教えは〝そ〟〝と〟〝へ〟〝き〟〝て〟だった。


 ついでにトイレも行きたかったので、扉を開けて出た。


 給料日前で飢えていた僕はフラフラと風呂場に行く。


 人形に入れていた生米を炊き、チャーハンにして食べていたら、突然ある事に気がついた。


 僕『あれ……。まぁいいか寝よう』




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