e23「秋深まりし夜はコーヒーを片手に」


 こんばんは。図太く生きてます。薮坂です。

 いや大袈裟に言い過ぎましたけど、前回書いたように、ここのところ体調不良だったのです。酷い肩こりから来る頭痛と思ってたのですが、実は風邪でした。はい、バカは風邪に気が付かないとは真理のようです。


 風邪の原因は、はっきりしています。端的に言うとこの時期に川に入ったからです。もちろん全身。着衣のままで。

 それはもう透き通るような清流で。加えて言うと恐ろしく冷たい渓流で。夏に飛び込めばきっと絵になるのでしょうけど、この時期に飛び込むヤツなんてアホかバカかのどちらかに違いありません。ちなみに私は前者の方。

 川に入ることになった理由は、恥ずかし過ぎてここには書けません。察して下さると幸いです。


 さて、そんなわけで。滅多に使わない薬を使い、ようやくまともに活動できるようになりました。頭痛も取れて絶賛カクヨム中です。

 今はカクヨムコンテスト用のお話を書いてることろなのですが、例の「これ面白いのか?」病にかかって思うように進んでません。近々、お試し用として一部だけ公開し、皆様のご意見ご感想を賜われたらな、なんて考えております。


 という訳で。書けないなら読めばいいじゃない、ということで、現在参加中のゆあんさんの自主企画「夏が太陽のきらり」参加作品をちょくちょく読ませてもらっているのですが、みなさんほんとに凄いですよね。

 同じプロットのハズなのに、出来上がった物語がこうも違うなんて。筆致の違い、解釈の違い、息を呑むような表現など、勉強になることばかりです。


 まだまだ増える参加作品。少しずつ少しずつ、シュトレンのように大事に読んでいきたいと思ってます。

 ちなみにシュトレンとは、ドイツでクリスマス前に食べられる菓子パンのこと。クリスマスまで、少しずつスライスして食べていくのが慣しのようです。今話題にするには、ちょっと時期が早いかも知れませんね。


 私の地元である神戸では、このシュトレンを昔から推してるんですよ。ドライフルーツがふんだんに入った少し固めのこのパンは、明るい酸味のあるコーヒーによく合ってとても美味です。是非お試し下さい。



 そんな訳で、コーヒーが美味しい季節になって来ました。深まりし秋、ってヤツです。私の一番好きな季節です。ちなみに私の前職は、実は某コーヒーショップの店員だったりします。

 こう言うと、「利きコーヒーが出来るくらいに舌が鋭い」とよく勘違いされるのですが、私の味音痴は筋金入り。


 私の前職を聞きつけた今の職場の上司が、100gで800円を超えるコーヒーと、100均で売っている謎のインスタントコーヒーと、某コンビニで100円で売っているコーヒーとを私に飲み比べさせたことがあったのです。

 今考えても嫌がらせとしか思えないのですが、私はこの3つのコーヒーを全て外すという偉業を成し遂げました。さらには、800円越えのコーヒーは自分でハンドドリップしたものというおまけ付きです。

 ドヤ顔で「一番うまい」と選択したのはもちろん、100均の謎コーヒーというオチでした。以来私は、「エセバリスタ」の名でその上司から呼ばれています。


 言い訳にしか聞こえないんですけど、目隠しされたらほんとにわかりません。それにですね。価格が高い、つまりは「美味しい」とされているコーヒーは、あくまで我々人間が価値を勝手に決めたものなのです。

 植物であるコーヒー達はそんなことつゆ知らず、必死に生きて子孫を残すため、赤いコーヒーチェリーを実らせているだけなのですよ。それに優劣を付けるなんて烏滸がましい。要は自分に合うか合わないかなんですよ。はい、これも言い訳ですね。


 実際はコーヒー農家さんが手間隙を惜しまず、美味しいコーヒーを飲んでもらおうと努力しているから、そのコーヒーは美味しい訳でして。つまりは弛まぬ努力こそが、そのコーヒーの価値を決定付けているのだと思います。

 ちょっと論点がズレて来てますが、この「弛まぬ努力」って色んなところで大切だと思うのです。

 人間、易きに流れると言いますが、せめて大切にしたいことくらいは、弛まぬ努力を続けたいものですね。という訳で、私も弛まぬ努力で、少しでも面白い小説を書けるように頑張ろうと思ってます。


 なんか上手くまとまってないですけど、今日はここまで。いつもこんな駄文にお付き合い頂き、本当にありがとうございます。ではまた。

 





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