第2話 拝啓、生きづらいままのわたしへ
拝啓、生きづらいまま生きているわたしへ。
今日も今現在も生きづらさを抱えているのでしょう。大変だね。他人事みたいでごめんね、でも気持ちはわかるよ、本人だもん。
なぜ生きづらいかって?わからないよね。
誰に話したって同じ。友達だって、親も、兄弟も、見知らぬ人も、話したその時はスッキリするかもしれない。けれど、結局は解決してないんだよね。
生きづらい、初めてその言葉を聞いた時はいつだったかな?妙にしっくりきたのは覚えてる。生きづらい、それがわたしだって直感でそう思ったんだよね。
いつからだろう、遠慮しだしたのは。いつからだろう、先に選んでいいよと言ってしまうのは。いつからだろう、わたしの事は気にしなくていいよと言ってしまうのは。
あ、スカイツリーが見えるくらい晴れてきた。
わたしもくっきりと見えるくらいになりたい。
自分自身を変える。自分とはなんだろう?わたしの長所と短所はなんだろう?まるで就活時の面接を自分自身で行い続けているようだ。苦痛だね、緊張感まっくすだ。大変。
そう考え続けると、今までよく生きてこれたなとしみじみ思うよ。過去にも何度も死のうとしたり、消えたい、死にたい、殺してくださいを毎日考え続けてきたけどよく生きてるな。今も考えはするけど死ぬとお金かかるんだって、迷惑が倍増するんだって考えるとぐっっっと堪える。喉が苦しくなるけどね。よく生きたな、対して生きがいもないのに偉い偉い。褒めてくれる人いないから、自分で自分を褒めよう、これはもしかしたら唯一の長所かもしれない。ふむ。
わたしはよく真ん中にいる人間だ。
例えば、小学校の女の子グループで大きく2つに別れたとしても、どちらかひとつではなく2つのグループ両方に居ることをなんとなく許される存在。わたし以外にもそんなめんどくさい立場の人は居ると思う。本当に面倒で本当に気を遣う、毎日が地獄よね。
そんな地獄って大人になってもあるんだよね。まさか社会人であるとは思わなかった。
気にしないで好きにしていたら、気にしていないようで気を遣いまくっていて、疲れちゃった。会社だくじゃなく、新しくできた交流でもそんなんばっかり。あー、コミュニケーション能力って、あってないようなものだよわたしには。
わたしの思考回路 食パン。 @papapa0125
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