第2話 幽霊
いないだろ。
何度かそういう経験してるけど…いないよアレ。
仮に人類の1/100が幽霊になるとしても…この惑星には、何人の幽霊が存在するのか?
人間ってのは、見たいモノを見たいように見る生き物なんだってさ。
つまりアレだよ…錯覚を幽霊だって思い込んだら、それが幽霊ってことだよ。
信じる人には幽霊で、信じない人には錯覚…悲しいけど、コレが現実なのよね。
考えてみて…ねっ?
居たら怖いでしょ!!
なんか物理的に無敵で、絵的にアレで、サイキック的な攻撃仕掛けて来てさ…
コッチの攻撃は無効化するけど、アッチの攻撃は全手、クリティカルって、チートすぎだよ。
深夜の公園で、子供が1人でブランコ乗ってるの見たけど、ソレだけで怖かったよ。
昼間なら怖くないのにね。
夜というフィールドでは、老人・子供・華奢な女性って怖いから。
昼間なら怖くないのにね。
弱者を強者に変える『夜』というフィールドで最も恐ろしいもの…それが幽霊です。
そして、それは『夜』というフィールドが見せる錯覚なのです。
昼間でも見た?
それはアレです…普段から怖い人です。
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