第5話 訓練内容とスキル上げ
大きな食堂に着くと、ぽつぽつと何人かが自由に座っていた。
俺も適当に座ろうとすると、
「颯人くん!一緒に座ろ!」
と言われたので東雲さんの方へ行こうとしたが、
「こんなやつより俺と座ろうぜ」
と万丈が東雲さんに声をかけてきた。
「ごめん、万丈君。私、颯人くんと一緒にご飯食べたいから。」
と東雲さんが万丈からの誘いを断った。
「チッ」
と万丈は舌打ちをして離れていった。
その後、席を見つけ夕食を食べていると、
「勇者達よこちらに耳を傾けてくれ。」
と国王が言った。
「これから、明日からの訓練内容を騎士団長に説明してもらう。」
と言い、後ろに立っていた騎士団長が前に出て来た。
「私は騎士団長のガイレンだ。これから明日の訓練内容を説明する。訓練は明日からだ。
まず午前に武術を俺が教え、午後から副団長が魔法を教える。これを桜木以外のもの達には、1ヶ月間行ってもらう。」
と言った。
すると、あちこちからひそひそ声が聞こえたが、俺は気にせずに、ガイレンさん(騎士団長はめんどくさいため、名前で呼ぶ)の話を聞き続ける。
「~ため、今日は、ゆっくりと休むように。」
話が終わると、全員が立ち上がり、部屋に戻った。それに続いて、俺も戻った。
部屋に着き、すこし食休みをした後に、他のスキルのレベルを上げようと、1度ステータスを見た。
名前 ハヤト サクラギ
種族 人間
HP 500 (1800)
MP 600 (1500)
物理攻撃力 250 (600)
物理防御力 250(500)
魔法攻撃力 250 ( 700)
魔法防御力 250 (600)
運 250 (10000)
スキル
刀術Lv.1 格闘術Lv.1 魔力操作Lv.3 魔力感知Lv.1全属性魔法Lv.1 鑑定Lv.1 アイテムボックスLv.1魔纏 Lv.1 隠蔽Lv.2 限界突破Lv_
ユニークスキル
ランダムボックスLv._ (成長促進Lv._)
称号
異世界人 幸運の持ち主
となっていた。
今上げられるスキルは、鑑定と隠蔽だと思い、その2つを眠くなるまで、スキルを使い続けた。
そして、どちらもレベルを5まで上げた。
明日は最初の訓練なので、もう寝ることにした。
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前話で称号の鑑定結果を書いていなかったので、今書こうと思います。
<異世界人>
異世界から来た者の証。
これを持っていると、今いる世界の言葉がわかったり文字を書いたりすることが出来る。
<幸運の持ち主>
幸運の値が異常なものに送られる証。
大抵のことが幸運になる。
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