死刑制度に対する僕の考え

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死刑制度に対する僕の考え

近年、日本では死刑制度に対して様々な意見が出されている。大きく分けて「死刑制度は、受刑者がかわいそうだからやめるべきだ」という反対意見と「罪を犯しているのだから当たり前だ」という賛成意見だ。因みに僕は、後者が正しいと思う。理由は二つある。

一つ目は、もし受刑者を死刑によって殺すのをかわいそうと思うのであれば被害者はどうなるのだという理由だ。被害者は、突然殺されるのに対し 受刑者は、最後のお菓子を食べることができさらに最期の言葉を残す暇まである。むしろ、痛み無く死ねる(個人差は当然あります)絞首刑じゃ割に合はない気がする。

二つ目は、死刑囚だけに限った話ではないが彼らの食事などは税金によって支払われているということ。確かに刑務所の中では強制労働などがあるためタダ飯を食べているわけではないだろうが、罪を犯してしまった人たちに罪を犯していない人たちのお金を税金という形でとり食事を与えるのは大変おかしな話である。

この二つの僕の考えをまとめ僕なりに考えた死刑制度を説明する。

まず、裁判の判決が出てから死刑に至るまでの期間を短くする。これにより、税金の浪費を今の死刑制度よりも減らします。

次に、死刑執行にあたっての方法としましては殺人を犯した方は、被害者の死因と同じ死因で処刑。殺人以外の死刑囚は、今まで通り絞首刑でいいでしょう。

死刑執行を務めるのは、インターネットなどで募ったまだ犯罪こそ犯してはいないが人を殺したいと思っている方が担当します。これには、三つの利点があります。

一つ目は、犯罪の抑止力になるということです。人を殺してみたいと思っている欲求を満たすこともできるし、犯罪を犯すという恐怖が身にしみてわかると思います。

二つ目は、現在死刑を執行する人は多大なる精神的ストレスを抱えながら職務を全うしています。しかし、この方法をとればそんな方たちをストレスや罪悪感から救い出すことができます。

三つめは、昔コンビニで立ち読みをしていた時に自殺願望はあるが自分で行うと痛くて苦しいから人をわざと殺して死刑になった人がいたという話を読んだ。それに対しこの方法は、包丁で刺し殺せば包丁によって死刑が執行されるし車ではねれば車で執行するし溺死させれば水を使って執行する。つまり、自殺するのと変わらない苦しみを死刑の際に味合わなければならない。これを知った自殺願望者は、果たして死刑になるためにわざわざ犯罪を犯すだろうか?

よくこういった話をすると人道の話を引っ張ってくる人がいますが、果たして皆さんは死刑を執行されるだけのことをした人たちに人道という名の情けをかけれるでしょうか?


最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんは、死刑制度をどうお考えですか?ぜひコメントしてください。なお、これはあくまでも一人の見解ですので作品の批評は是非ともしていただきたいのですが、自分の意見と違うなどという理由のアンチコメントは控えていただけると幸いです。


                                完

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