第102話 羊羹和尚とツーショット展訪問記、そして『ハーモニー』再読

 久しぶりに『本を買いに行きました』を更新しました。

 今回で五十箇所めです。

 キリがいいので、いったん完結にします。

 また、面白い場所で本を買いましたら、再開します。


『本を買いに行きました』

「五十箇所目 虎屋赤坂ギャラリー 虎屋文庫ブックストア 港区」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605676/episodes/1177354054895105415


 ようやくお届けできました。

 昨年初冬の頃の訪問記です。

 晩秋の名残りの紅葉が美しかったです。


 和菓子の中でも羊羹の世界の奥深さに感銘を受けました。


 今回ぜひにと思い出かけたのは、虎屋文庫ブックストアが期間限定オープンするとのことだったからです。

 虎屋文庫は、ホームページ(https://www.toraya-group.co.jp/toraya/bunko/)によると、「虎屋文庫は和菓子文化の伝承と創造の一翼を担うことを目的として設立された、和菓子の資料室です。」とのことです。

 こちらで発行されている和菓子の研究専門誌は、時々取り寄せて楽しんでいます。



 ここのところ、小説ではない文章作業とずっと向き合っています。

 文字、言葉に触れているのはうれしいのですが、やっぱり、創作心がうずうずしてきて、小説が書きたーいとなってくるんですよね。

 でも、ここで書き始めてしまうと、ここ数年の間悩まされてきた先延ばし問題が解決できなくなってしまうので、ぐっと我慢します。



 そういえば、伊藤計劃著『ハーモニ―』ハヤカワ文庫の新版を読み返しています。

 白い本の『ハーモニー』は、黒い本の『虐殺器官』と、シルバーグレイの本の神林長平著『いま集合的無意識を、』と一緒に買って読んでいたのですが、新版には「伊藤計劃インタビュー」が追加収録されているということで、今さらながらですが手にとりました。


 いろんな紛争地帯を思わせる地域を舞台にした百合作品が散見されるのは、やはりココからでしょうか。

 それよりなにより、マークアップ言語で感情が表示される様式に、ぞっとしつつも惹かれます。

 みんなしあわせなのに、ぞっとする。

 その感覚が、背骨にフィットするのです。





 <netabare>

 同調圧力ではないんですよね、意識がないんですから。

 </netabare>





 叶わぬことながら、この世界のつづきの世界を読んでみたいです。

 読める日は来ないのだから、それぞれに、書いてみるしかないのですが。











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