密やかな会話

さとこは執筆中

第1話 抱かれたい

 『ねえ、起きて、、、。』


「ん、なんだ?」


『私よ。起こしてごめんなさい。』


「は?どこに隠れて話てんだよ。」


『隠れてるわけじゃないの。私、死んじゃった。』


「、、、何言ってんだよ!?」


『死ぬ時は、あなたの腕の中って決めてたのにな。』


「今、どこにいるんだ、、、?」


『A浜海水浴場よ。そこに棄てられちゃった。』


「は、犯人は!?」


『逃げて行った。顔も見てない。』


「、、、許せねぇ、、、殺してやる、、、。」


『ねえ、聞いて。私の体を迎えにきて。

私の体が、まだ綺麗なうちにあなたに抱いてほしいの。』


「くっそ、、、。」


『お願い。急いで。』


「、、、わかった。今から迎えにいくな、、、。」


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