「人」というものについて

Flower Rain (花の雨) 🌸

第1話 『何事も、無理をしてると続かない』



どこかで一度は聞いたことのある言葉。




経験したりよくよく考えてみると、


とても身にしみる、


深い言葉である。




ここでは分かりやすくSNSを挙げてみよう。



私の周りの自称モデルちゃん。

いつも不要な自意識高い系な一言がつく。


◇魅惑の『ルイボスティー』事件


私「暑いですから水分とってくださいね。飲み物何か買いますか?」

自称「大丈夫です!今日はルイボスティーをマグボトルに入れてきました!」


それ、「ルイボスティー」いる?



またある時は。



◇私は芸能人だから『私を専門にしてるカメラマンがいるのよ!』事件


自称「こちらでイベントを行ないます!

私の専属カメラマンさんにお願いして撮影会も行ないます!」


それ、「私の専属カメラマン」いる?




ナダルみてぇな女だな、といつも思う。



#



その子はたまにお菓子の写真やお料理の写真を載せているが無理をしているな、と感じさせる。


お庭で取れたミントを使ったクレープ。

確かにかなり手が凝っているけど、そういう写真のアップは、ほぼ無い。

気合いを入れた時だけ。

全体的に写真が冴えない。

お皿やカトラリーも持ち合わせのもので済ましていて、センスはない。

写真が暗い。

画角が狭い。テーブルを一部だけ開けて撮影しているような。


お皿やカトラリーをそのために買えと言っているわけではないし、

普段作ってないんだから無理してクレープ作ってんなよ思ってるわけでもない。

写真を上手く撮れとか。



そういうことじゃない。笑



ただ、全体的に絶対普段からやっていない、小慣れてない感がにじみ出ているのだ。


「ちゃんと普段からこんなのも作ってるんですよ!」


いや、絶対作ってないだろ。と思うような。

SNSのためにやっている感。



誰だってその一瞬だけ本気出せば、大体のことはちゃんとできる。



#



本当にセンスが良くてこなれている女性は、

普段の何気ないものにも「全て完璧でおしゃれだ!」と感じさせるモノを持っている。





そういう人は普段の生活からきちんとしていて、


きちんとしようと生きているので、


それが全面に出るのだ。


分かる? そういう人いない?周りに。




強くて凛々しくて、いつも綺麗で、顔も凛と張っている。


女優さんやモデルさんはそう。


自分のためにちゃんと生きているから生き生きしていて、凛としている。




自分を偽っている時点でそれは違和感となって見透かされているわよ。



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