9日目『燃情』
君は燃えやすい。心配になるくらいに。
でも、その火の粉はパチパチと明るく、周りまで照らす。
燃えているときの君は、いつもより何倍も楽しそうな表情をする。
君が生きている、と、確信できる瞳をしている。
そして、君ほど上手く燃やせない私は、嫉妬と羨望だけを、そっと弱火で燃やしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます