第26話 不調

 結果をまず申し上げよう。

 2019年7月19日の調停は不調!


 なぜかというと、相手の業者が、「パワハラ」の証拠をあげられず、「お手伝いと助っ人に36万円、払ってください」というにとどまったので。

 母はだから、「それは払いました。それより払いすぎたお金を返してほしいくらいです」と言った。

 すると、業者は「裁判手続き」をすると言って、書類を受け取った、というのだ。


 わたくしは調停請求が来た時点で、母に弁護士の初回相談料を渡しておいたので、彼女は相手が裁判にするのなら、「反訴」すると言っている。

 消耗戦になるから、早く私立の弁護士を見つけてつぶせと言っているのに、母はなぜかぐずぐずしている。


 証拠も論拠もないのに、いいかげんな調停請求をしてきて、ダメだったら裁判、だなんて、ずるずると嫌な相手だ。

 しかし母は「相手がどう来るか看ないと」という。

 早くつぶせばいいのに……。

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