知られざる、虫さされの実態。

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2009年、ヨソに書いたものを転載。

例によって、大好きな(?)皮膚科に行った話です。

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恒例の(?)皮膚科に行って来ました。

数週間くらい前だったか、じんましんを診てもらって、それから経過観察してます。


結果から言うと、最初にもらったステロイドの外用薬と、抗ヒスタミン(?)の内服薬で、数日で劇的によくなって、その後は、ちょっとした時にふと赤みが差したりはするものの、明らかに「じんましん!!」という感じのものは出ておらず。


それが、数日前、朝起きると、今まで出たことのない場所に、大きなミミズ腫れのような赤い地帯が出現していて、寝てる間に掻いたと見え、目覚めてからももちろん気づくと掻いてました。


起きてしばらくして見ると、すっかり赤みも腫れも消え、やっぱりじんましんか…と。


さらに、その日の夜ふと見ると、同じところが今度は小豆くらいの大きさで赤くポツンとした状態になっていて、しかもよく観察すると、真ん中に赤くポチっと針穴くらいの点が見える。

えっ!?虫さされ??


でも、どう考えても、刺すような虫が室内にいると思えないし。。。


それを、今日、先生に報告すると…。

赤い点があるという点から、虫さされの可能性は高いとのこと。

しかも、恒例、先生のマメ知識解説によると、

「虫さされっていうのは、2段階に反応が出るんです。まず、アレルギー性の反応で広範囲に腫れます。次にそれが治まって、2日後くらいにツベルクリン様(よう)の反応が出ます。つまり、よく見る、いわゆる虫さされの状態。

これが実は、年代層で出方が違って、子供はツベルクリンしか出ません。お年寄りはアレルギー性の反応しか出ません。中間の年代が両方出るんです」ということだ。


どうりで。

今まで、虫さされでアレルギー性の反応なんて、出たことないゾ。

っていうか、わたくし、これ以前に虫に刺されたのがいったいいつだったのか思い出せないくらい、もしかすると、20年以上刺されてないかもしれない。刺されてるとしても、記憶にないので、それくらい頻度は少ないはず。

これが、A型、乾燥肌、酒弱い、毛深い、色黒などなどの恩恵か!?と思っておりました。。。単に、血が薄くておいしくないだけかもしれないが。


そして、虫さされと無縁でいたこの何十年かの間に、私は中間の年代層に移行していたということなのか!?


20年以上刺されていないとすると、その年代層のボーダーがどこなのか、イマイチ判断に迷うところだが、あまりうれしくはないマメ知識だった。


ちなみに、私、2日後じゃなくて、その日のうちにツベルクリンに移行したんですけど…と言うと、「それは個人差で、誤差の範囲です」とのこと。ずいぶん大きな誤差だ。。。


最近は、マンションなどでは、蚊が越冬するらしい。

犯人がまだ家の中にいるのか、まったく姿も気配も感じられないのだけど、どうすればいいのだろうか。。。1回刺したら、もう刺さないんだっけ?それは蜂だけ??


しかし、こんなおいしくない血を吸うとは…。

うちじゃなくて、お隣のオジちゃん家の方に行っていたら、もっとおいしそうな血が吸えたのに、あわれ。。。

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