となり
東雲ともり
となり
天の川はこんなにも綺麗なのに
流れ星は訪れなくて
綺麗だねってこえをかけても
そこには誰もいないんだ
線香花火で駆け引きしたあの日
君は笑って言ったんだ
先に落ちたら負けだからと
悪戯するみたいに
先に落ちたのは君だけど
僕は前から負けていたんだ
それに気付くのが今だなんて
あまりにも遅すぎたんだ
天の川がこんなに綺麗なのは
隣に君がいるからだと
流れ星が訪れるのは
隣に君が居てくれるからだと
となり 東雲ともり @MonsterWriter
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます