「コメントありがとうございます」
コメントかえすのはちょっと待ってね。
でお袋がなくなった話が思い返せば、なんていうか、小説みたいな偶然が重なってるのよ。
まずその倒れた日が、なんと俺の誕生日だったわけよ。
で、まあ「エヴァンゲリオンを許さない」を読んでる人は知ってるだろうけど、高3の俺なんかただのオタクだからね、彼女がいるわけもなく、祝うのは本当お袋ぐらいなもんでさ。
病院から帰ったら家の冷蔵庫には、俺あてのケーキがおいてあったわけよ。
いやあ、あんなに涙の味しかしないケーキはないよね。
家族みんなで食べたけど、えらい切ないケーキだわ。
これ、マジ作り話じゃないからな。
あぁ、結局母親はくも膜下出血で倒れたので、結局病院に残ってもすることもないから、いったん家帰ったんだよ。
今思えば、病院のこれよって話なんだけど、うちのおやじが妙に現実主義者だから。確かにやれることないなら、帰るしかないよなあってことで家に帰ったら、ケーキがあったっとそういうわけだ。
うーん、なにこのドラマチック。
で結局意識が戻らないまま、倒れてから5日後だったかな……あんま覚えてないけど、お袋は旅立ってしまった。
その後高3でどういう生活をしたのかなんか全然覚えてない。
もう少しこの話続きます。
コメント拾いはもう少し待ってね。
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