乾いた木

秋月漕

第1話 乾いた木の棒

銀色のコインを握りしめ、唸る冷たい箱をじっと眺める

結局その子が選んだのは当たりくじ付きの氷菓

はやる気持ちを抑えきれず、「またくるね」と笑顔で飛び出していった

過酷なまでに青い光のなかへ


久しぶりだね、ばあちゃん

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乾いた木 秋月漕 @imshun

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