一二一.2202映画の感想+α

 見てきました。

 あ、先々週です。見た二、三日後に、6/25から2205冒頭6分を上映すると聞いてグギギとかしてませんほんとです。


 グギギ


 さて、この映画で嬉しかったのは、やはり火星沖海戦におけるキリシマ級戦艦の艦首陽電子衝撃砲発射(とガミラス艦破壊)シーンでしょう。

 2199で設定が生かされなかった数少ない例だけに、うん年越しに回収された事。そしてヤマト以前の地球戦艦がガミラス艦を破壊する貴重なシーンが最高でした。

 アポロの打ち上げから始まる地球人類宇宙開発の歴史としてヤマトを捉えなおしたことで、2199と2202の断絶にも橋が渡されたと感じました。

 また2202に文句は色々ありましたが、クライマックスでの宮川彬良の新曲が良くて、ドラマ上の大きなマイナスをカバーしてくれた事を改めて実感しました。いやそれじゃちょっと全体としてはあかんのじゃないかと思いますけどね。


 最後に流れた2205の速報で次々と新キャラが。『新たなる』が『永遠に』を飛ばして『3』に繋がるっぽいのは、やはり『永遠に』が共同原作・松本御大であるため、でしょうかね。まあサーシャ17歳に急成長からの死というトンデモ展開が無くなったのなら、これもいいのかも知れません。ちょっと惜しいですけどね。

 あと、以前に紹介した豊田有恒氏の著書において、参考資料として渡したアメリカのSFイラスト集が、後半のシリーズの敵本拠地惑星都市にほぼ丸パクリされてしまった云々という話がありまして。これ、デザリアム星か、その中の水晶都市ではないでしょうかね? だとすれば、それも『永遠に』をリメイクできない理由になるかも。

 そういえば、古ーいヤマトパーフェクトマニュアル2で永遠にのメカデザイン設定画のコーナーがあるんですが、水晶都市はアップしか設定が載ってなかったんですよねえ。さて?


 すみません寄り道しすぎました。

 で、2205の新キャラですが、土門(役割はだいぶ変わりそうですが)や坂東は見て分かるレベル。太助(こちらは新旅キャラですが)は一目でわかる。京塚ミヤコは別人ですが可愛くなったのでGJ。坂本はだいぶ別人。しかし一番びっくりしたのは雷電ですねえ。まじか!

 今は公開予定日も決まりまして、また前後編全8話という構成も明かされました。だいぶ詰め込まれそうな気配もありますが、今は楽しみに待ちたいと思います。だってきっと、宮川彬良氏によるボラー連邦のテーマが聞けるんですから(多分)。


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