五十八.2203妄想記(未来で待ってて!)

 時かけ繋がり(謎)。


 さて、長らく続けて参りました2203妄想の最後は、やはりこれですかね。


『古代と雪の結婚』


 や、現代ですから、二人の愛の行きつく先が結婚でなくても良いのかも知れませんが。


 なんというか、『さらば』や『2』の時には結婚まっしぐらだった雪が、『新たなる』の時には「僕たちは、そういうのじゃないから」とのたまう古代進と見つめ合って微笑んで、なんか熟年カップルみてえだなあ……と思ったのはさすがにもっと後にムックなどを読んでの感想ですが、本放送時にもなんか急にトーンダウンしたぞ、みたいな違和感はあった気がします。今なら事実婚ってことで、違った感想になるかも知れませんが。

 今思うと、もう少し引っ張りたいから、という製作側の都合でもあったのでしょう。


 でも、リメイクの次回作では、雪の正体ともども、古代との恋の行方にも決着をつけてはもらえないかと思います。

 昔よりはるかに長いスパンで製作されているリメイクシリーズが、旧作を逐一完結編までやっていこうとしたら、きっと、いやまず確実に、飽きられます。

 元作の、こちらは一作一作が楽しみだったけれど、だんだん世間の醒めてくる感じ(いやまあこちらだって、醒めてくる部分はそれなりに……けっこう……かなりありましたけどw)、あれを繰り返させないでほしい、そう思います。

 なら2203妄想するなよって言われればそれまでですが。


 思えば、『永遠に』のラスト、抱き合う二人を見て、ああ、これで二人も結婚するんだな…と思っていたら、それはイメージシーンで、古代はまだ宇宙でした、なんて事がありました。そういや完結編のラストでも古代と雪が抱き合ってますよね。あれは『永遠に』でやり損ねたシーンの再挑戦だったんでしょうか。


 今度は素直に、二人を抱き合わせてもらいたいものです。なにしろ二人の未来のそのまた先で、美雪が待っているのですから(謎回収)。

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