九.賛否両論の否ー!(その1)
さて、ここからは否定的な意見の方になります。
これがですね。ネットを巡回していると、不満な方の感想で共通点が多くて、もうググって下さいでいいんじゃないかと思ったりしましたw ま、そういう訳にも行かないので、やってみましょう。
それでは一つ目。
『選択』『大いなる和』『縁』と言ったキーワードが何度も出てくる。ちょっとしつこい。特に『大いなる和』は、ヤマト(大和)と掛けているのは分かりますが、ちょっとくどい。
それに会話というか、問答が多すぎる。羽原監督は福井氏の初稿を読んで、『小説のようだ』と驚かれたそうですが。それが問題なような。
映像作品の脚本なんですから、もっと映像で説く比率を増やしてほしかった。
ようするに、ストーリーは強烈に福井晴敏氏の小説だったなあと。
……いや、脚本は岡秀樹さんと共同なんですが、骨子は先に福井氏が書かれていたそうですから、仕方ありませんが。
余談ですが、名前+監督、名前+プロデューサーはありなのに、なんで名前+脚本家ってのは変な感じなんでしょうね。
福井脚本家。うーん、やっぱり変だ。
福井先生。ちょっと大げさかも。
さりとて呼び捨ても気が引けます(小者)。
やっぱり福井氏で行きます。
続く。
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