ひばり
ほしのかな
ひばり
ひばりが鳴く。
光の方へ飛び去りながら。
何度も通ったこの病室。
空がこんなに綺麗に見えるだなんて、気が付かなかった。
あなたは自由になったのに。
それを素直に喜べないの。
ぽつり。
五月雨のように。
ひばりが鳴く。
ひばり ほしのかな @kanahoshino
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます