第6話 他の人の作品を読んで、コメント、レビュー、フォローしよう

 一つ前にも書きましたが、他人の作品を読むことは、「自分のスキルアップ」と「自分の宣伝」の2点において重要です。もちろん、損得抜きで、楽しむことは言うまでもありませんが。


 あなたの作品が読まれるためには、「読者が読んでみよう」と思わなければなりません。しかし、無名の作家の、無名の作品を読んでもらうにはどうすればよいのか。それには「宣伝活動が必要」です。


■フォローとはなにか?


 フォローには、作品のフォローと、作家のフォローがあります。


 作品のフォローをすると、新しいエピソードが追加された時に通知されます。お気に入りの連載作品をフォローすることで、新しいエピソードの読み忘れを防ぐことができます。


 作家のフォローをすると、新作を書いた時に通知されます。お気に入りの作家をフォローすることで、新作の読み忘れを防ぐことができます。また、マイページからフォローしているユーザーの「作品の更新」「新しいおすすめレビュー」「新しい近況ノート」をチェックすることが出来ます。

 なお、作家のフォローだけでは、。連載作品が通知されます。連載作品の新エピソードの通知を得るためには、必要があります(2019年4月28日時点)。ご注意下さい。


 つまり、「誰かがあなたをフォローする」と、あなたが新作を書いた時に、フォロワーに通知されるので、あなたの作品が読まれる確率が高くなります。


 では、どうすればフォローされるのか? あなたが書いた作品を読んで面白いと思われればフォローされるでしょう。でも、フォローされなくては読まれない。ここでも、ニワトリと卵です。


 そこで重要なのが「自分からフォローする」ことです。すると「お返しにフォローしてくれる」ことがあります。俗に言う「フォロー返し」です。


 ただし注意することは「あなたが面白いと思う作品を書いている」人をフォローすることです。これには2つの理由があります。


 1つ目は、人間の感性は大きく違います。自分が面白いと思っても他人が面白いと思うとは限りません。感性の違う人からフォローされても、自分の作品が読まれる確率は低いでしょう。しかし、あなたがこの人の作品は面白いと思えば、その人もあなたに近い感性を持っている可能性が高くなります。


 2つ目は、そもそもマナーの問題です。たんに自分のフォロワーを増やすために、面白いと思っていない、作品を読んでもいないにもかかわらずフォローしまくるのは、マナーに反します。


 マナーなんかどうでもいいと思っている人は、損得で考えましょう。人間はバカではありません。明らかに「フォロー返し」目当てにフォローしてくる人は、相手にされません。それどころか嫌われる可能性もあります。


 作品は読んでみて初めて面白いかわかります。読む前に面白いかどうかわかりません。どうやって面白いかわかるのでしょうか? どうして面白そうだと思うのでしょうか? はたして、嫌いな人の作品を読むでしょうか? あなたは、嫌いな人の作品を読みますか?



■応援とレビュー


 応援すると♡がつきます。レビューすると☆がつきます。この違いがわかりにくいのでまとめました。


◆応援

・読者が作者を応援するためのもの

・エピソードごとに♡を付けることができる。

・コメントを書くことができる。作者からコメントに返信できる。


◆おすすめレビュー

・読者が他の人に作品を紹介するためのもの

・作品に☆を付けることができる。☆は1つから3つまで。

・作品を紹介するひとこと紹介と紹介文を書くことが出来る。書かれたレビューに対して、作者を含むユーザーが「いいね」できる。

・レビューを書くと、トップページに新着順に掲載される。


 つまり、応援は「作者を応援する」ためのもの、おすすめレビューは「他のユーザーに作品を紹介する」ためのものです。違いを明らかにするために一例をあげます。

 ガイドラインによると、レビューでは「誤字脱字の指摘」はNGです。なぜかといえば、「誤字脱字の指摘」は「あなたが他のユーザーに作品を紹介する」ためのものではないからです。


 作品を読んで面白かったら、積極的に、応援、レビューをしてあげましょう。これは、2つの点で重要です。


 1つ目は、誰だって自分の作品を読んで、応援、レビューされると嬉しいからです。自分が嬉しいことは他人にもしてあげましょう。特に最初にもらった♡はうれしいです。初恋と同じです!


 2つ目は、応援、レビューすると、応援、レビューした相手が、自作品を読んでくれることがあるからです。読んだ後に、応援、レビューしてくれることもあります。俗に言う「応援返し」「レビュー返し」です。


 ただし注意することは「あなたが読んで面白いと思った」作品を、応援、レビューすることです。読んでもいない、面白いと思っていない作品を、応援、レビューすることはやめましょう。マナー違反ですし、フォロー返しと同じように、「応援返し」「レビュー返し」目的の、応援、レビューは相手に伝わります。


 また、初めてレビューを書かれたら、その時の感動を忘れないために近況ノートにでも、レビューを書かれた日の出来事を書いておきましょう! これは、本当にうれしいものです。

 なにか落ち込んだことがある時に、初レビューを読み返すと、幸せな気分になれます。あなたの宝物として大切にして下さい。

 そして、ぜひ、他の人にも幸せを分けてあげて下さい。最初のレビューを書くのはハードルが高いですが、書かれた人は絶対に喜びます! 下手だっていいんです! 文句を言う人はいません!

 どうしても一歩踏み出せないという方は、この作品でレビューの練習をしましょう! ただし「一言紹介:レビューテスト、本文:テスト、テスト、テスト」などは、やめて下さいw。


 なお、コメント、レビュー、フォローが、宣伝にも使えると書きましたが、あくまでも「宣伝にも」です。普通に、読んで面白い作品に出会ったら、コメント、レビュー、フォローしましょう。

 自分のメリットにならないなら、コメント、レビュー、フォローしないというのは、本末転倒です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る