[ネタ]諺しかり、名言しかり
何事も経験だ、とか、風が吹けば桶屋が儲かる。何事に置いてもそういった言葉遊びとか名言格言とか、それこそ残されてきた文化の一つ、なのだろうと考えることができる。
さてさて、ではこれをファンタジー、というか異世界ものに当てはめてみるとどうなるのだろう、というような考え方はできることだろう。
似たようなものに当てはめてみるのだろうか? それとも全く違う毛色の言葉から、同じような意味になるのか? それは作者の腕前として、面白いものを作ってもらえれば、と思う。
だが少し待ってほしい。格言のことを忘れていないだろうか?
ある明晰な人が残した言葉。曲がり曲がって現世に伝えられている言葉。ないなら代わりにパンケーキとか。
文化というものがあるのならば、そういったものがあるに違いないとは思わないだろうか? 古い研究資料においてその内容を調べたりするようなものはあるだろうが、人の遺した一言は、不思議と扱われることは少なくないだろうか?
まるで、私たちは生きてはいるが、そこに祖先はいない、と言わんばかりに。もっとも、なぜそれが格言として後世に語り継がれているのか、は一考の余地があるかもしれないが。
物語の核心に触れるために言葉が残されていて、それを手がかりに事件を解決する。そういうことはある。だがそれは、一般に広まっている言葉ではない。単に、問題を解決するために用意された一言だ。格言とはまた意味が違う。
不思議ではないだろうか? 同じ、文化から派生した言葉であるのに、物語には必要ないかもしれないが、それは諺も同様ではないだろうか?
不思議である。故人のことはすぐに忘れ去られてしまうから、だろうか? それにしては度が過ぎるだろう。
気になる。なぜだろうか?
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