[日記]シンプルな料理もたまには
煮込み料理。
それは、材料さえ間違えなければそうそうに失敗することのない人類の発明品である。
だがそれは、同じものでも時と場合によって味に変化がつきものである。最もある例は、具材だろう。
その料理には外せないものは確定で選ばれるとして、では他には? ハーブを散らしてもいいし、しばしば強引だろうが水の代わりに飲料を入れる場合だってあるだろう。想像がつかない? トマトジュースということである。
はたまたたんぱく質類を変えるなんてこともざらだろう。肉類か、魚介類か。それだけで味に変化が現れるものだ。
煮込む、という文化は、おそらく火の発見から間もなく見つけられたものであろう。こうすれば、身を焦がす驚異ではなく、安全な道具として扱える。いや、土器ができてからか? あるいは石器の器か。火に耐える素材など、それくらいしかないし。
と、まぁカレーを作っていて考えたことなのだが、どうなのだろう?
煮物というのは文化圏によっておおいに変化する。それはつまり、それだけ簡単なものであって、好まれているものである、ということだ。
もちろん美味しくするために必要なことは腐るほどあるだろうが、そんなものがなくても美味しいものは美味しいのだから、それだけでよいのである。
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