[日記]流行れよ廃れよ時間に身を任せよ
流行り廃りの激しさを増す、なんていうキャッチコピーと言いますか、記事を見かけることが多いこのご時世ですが、どうしてここまで変化があるのでしょうか?
あくまでも私の感覚ですが、流行り廃りというものを取り上げているものこそが、次の何かを探して夜な夜な毒牙にかかるものを探しているように見えるんですよねぇ。特定のものが好きだ、という人は大きく趣向を変化させてないし、それについて語ったり語彙力喪失なんてこともしているわけで、あくまでもただの文面上ですが、コロコロとムササビのように飛び付いている人はいないように思えます。
多くの人は特定の趣向にのめり込むことなんて、そうそうないのでしょうか? 付和雷同にあれもこれもと、つまみ食いと言うには大きすぎる一口を味わっただけで次の花へと向かう。これを繰り返して私は流行りに乗っている、という自己肯定感を満たしたいのか。
邪推するならば、色々なスポンサーがこれを流行らせたい、とお金を流して売り出しているのでしょうね。いえ、お金を流すことは悪くはありませんが、結果としてどこからか現れる流行を追いかけるファンに徒労を強いるような流れになっていることは、問題であるように感じます。
まぁ私は、流行なんてものは昔から追いかけるよりも、じっくりのんびりする方が好きでしてね。自分にちょうどいいあれこれを見つけたらそれに触れてみる程度で。
飲み物食べ物が映える、とかいう前に、それを全部いただくことから始めないといけない、といった馬鹿らしい言葉を使う必要がないくらいのスピード感でいいんじゃないですかねぇ、世の中。
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