　おかしい。たしかに、辛口を選んだはずなのだが、手元にあるのは甘口、と書かれたパッケージ。おかしいな？　そう首をかしげながらも、あるものは使わないといけないので、調理の下準備を進める。

　結果として、まぁいいだろうといういうものは完成した。そもそも失敗することの方が少ないカレーなどの煮込み料理においては、具材に火が通っていればそれでよいことの方が圧倒的に多いことだろう。

　それはさておき。

　タスクって貯まりますよね。貯金でもないのにやらないといけないこと。

　起床に始まり、朝食、掃除、出勤から。まぁタスクという括りにしてしまうと楽なんでしょうね。やるべきこと、というものは。

　で、生活維持のためのタスクは必須として、私たちは基本的に、それ以外のタスクもこなしているはずなんですよね。仕事とか、制作とか。

　で、仕事も、制作のタスクも、ひたすら積み上がりますよね。基本的に息つく間って基本的にないです。

　例えば小説ならば、展開にまつわるネタ、参考資料集めとか、そもそも期日までに終わらせないといけないとか。

　いやー、これの管理がどうしようもないです。

　人というのは、気になることがあればすぐにタスクに積もうとしてしまうんですよ。それを解決しないと居心地が悪い、と言わんばかりに。

　でも実際には消化しなくても問題ないタスクって多かれ少なかれあったりするんてすよね。あるいは、捨ててしまってもいいものも。

　その例が、今、私が集中してとりかかっているもの、すなわちゲーム制作なわけですが、キャラどうしの会話に効果音を入れないとなー、と思ってたんですが、これを諦めました。

　いや、そもそも素材を探すのって、結構なコストなんですよ？　シチュエーションに合っているかとかを考えて、音とシーンにずれがないか確認したりして。

　シーンを増やす予定はもうありませんが、それでも調達しないといけないのは一つや二つではない。あくまでも作り込みの要素であって、アマチュアで、遊びでやっている以上、そこに時間をかけても仕方ないという判断です。

　小説であっても、あのシーンも、あのシーンも、と盛り込むのも必要なことかもしれませんが、なくてもいいものはないか、あるい書かないことで使えるネタはないか、ということを考えてみるのもありだと思います。

　もちろん、全部をやればやりたかったことができた、と満足できます。しかし、本当に必要だった要素は、どこてあるかを考えてみると、無駄に体力を使っている部分があるかもしれません。

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