[ネタ]絶対傍観者がいなくなるとき
なんと嘆かわしいことでしょう。
我らが生み出した者たちは、争いを止めようとはしません。
それが、争いだけに終始しているだけならば、侵略や、生きる上でやらざるを得ないものならば、悲しいの一言で済みますが、今回ばかりは、そうはいきません。
その命を、我らが与えたものを歪ませるなんて。
なんと傲慢な者たちでしょう。
いかかでしょうか、皆の衆。この者たちは、滅ぼすに値すると、思いますか? 与えられた生命をねじ曲げて、兵器とするようなこの者たちは、我らの手で粛清すべきだと思いませんか?
しかし、奴らを滅ぼすにしても、ひとつ、問題があります。
いびつな力は、我らの存在さえも脅かさんものなのです。それを恐れている同胞も、きっと居ることでしょう。
そこで、一つ、案を思い付きました。
今行われている、この歪んだ者たちの争いを、終わらせるのです。片方だけならば、我らで滅ぼすことも容易い。
いかがですか? 賛同してくださるのならば、すぐにでも、計画を実行しましょう。
準備は既に、できておりますから。
◆◆◆◆
絶対的な力を持つ傍観者が干渉してくる展開って、たまに思い付きますよね。それが敵にしろ、味方にしろ、なかなか厄介なものです。
なんせ絶対強者ですからね。ついた側は必ず勝ちますし、勝ったとしても背後から刺されることだってありえます。
互いに利害関係を把握しておかないと、裏では何をしているのか分からない脅威にもなります。まぁ、主人公サイドにつくことは滅多にないでしょうけれどね。
さて、先述の内容は、今、私の考えているゲームのネタです。制作中のものが完成したら、魔王討伐をやりながらミニゲームを作りつつ、このようなエピソードというかネタを使いながらプロットを作っていきたいです。
あー、しかし、このアクションRPGはいつ完成するやら、ですねぇ。少なくとも一年やちょっとでは終わらないことは確定しています。
ソロで動いていますが、限界はどこかしらで感じてしまうものですよねぇ……。
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