[日記]本を買う、積みはやめよ

 三冊。ポイント期限があったので、それを消費がてら、三冊の本を購入する。

 どちらかと言えば技術書。しかし資格のためのあれこれではなく、特定のソフトウェアの特定のものをいじることに特化した本だ。

 さて注文したからには届くのは数日後だが、問題は読み進められるか、である。


 最近読んだ本を答えよ、と言われれば、数ヵ月前の診察待ちの時に進めた小説を一話二話、と答えることができる。あるいは、技術書を一章分。

 読む習慣がない、というよりは読むだけの余裕がない、といった方が正しいだろう。いや、習慣については認めよう。家事をしたり作業をしていると、自然とその他の習慣、この場合は読書というものは、圧倒的後回しになってしまうことを。

 学生時代は、昼休みに当時のラノベを読み漁り、妖怪だの民話だのを探して借りていたものだが、すっかり失くなってしまっている。


 こう、最近の読書傾向は、短いものをちょっとずつ摘まんでいくようなものが強い、などと言われているが、たしかにこのような状態だと、じっくりと読むことも難しいことは確かなのだろう。

 ならば技術書なんて誰が読めるだろうか? そんな、逆引き時点でもない限り、細切れにされているわけでもない章節を、じっくりこってりと読めるはずがない。

 一種の無気力を引き起こし、短期の幸福のためにそういったものから遠ざかる……まるで薬物ようだ。


 そう考えれば、私が歩く道は一つしかない。技術書に習い、小説を読んで感想を叩きつけることだ。もちろんどちらも、それを専門にしている人たちの書いていることだから、私がこれからやりたいと考えていることの助けにならないはずがない。

 三冊。この時間泥棒をいかにして捌くべきか、今からシミュレータが忙しい。


 なお、完成に近づいているとゲームの完成は、まだまだ程遠い。残り時間なんてものは存在しないが、それでも区切りよく終わるために邁進するという選択肢しか、私には残されていない。

 さて、早くあそこを終わらせてしまわなければ。

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