　なにしてるのー、という言葉と共にくりくりとした瞳が覗き込む。パズル、と答えが来ると、感嘆を漏らす彼女は、難しくない、と首をかしげる。

「こういうのは、解き方があるの」

　例えば、と尋ねれば、選択肢を減らすことよ、と教えてくれる。

「答えって最終的にひとつじゃない？　なら正解だって分かるものから選択肢を外して、それ以外は後回しにするのよ」

　えー、と苦い顔をする彼女は背後にあった箱形のパズルを見つめて、あれも？　と尋ねる。

「あれは……ちょっと訓練がいるかも……でも、大体、そんなもんよ？」

　くるくるとマスを回して、同じ色を揃える。ただそれだけなのに、難しいと有名なパズルだ。

「じゃぁ、じゃぁ、これはどうやるのか、見せてよ。なんかおごるからさ」

　別にいいわよ、と再び、パズルはもとの形を復元しようと動き始めた。

◆◆◆◆

　今日はちょっと適当ぎみに。

　ホラーとかフリゲーにはパズルはつきものですよね。

　アナログパズルだと正解が用意されていて、それと見比べて埋めていくような形が一般的ですね。なんだかんだて正解が手元にあるから進捗も分かりやすい。

　一方の謎解きのパズルって難しいですよね。正しいルートは設定されているのに、それをどうやって気づかせるのか？　簡単なのは日記に誕生日を設定しておくなどのメッセージを残しておく方法ですね。あるいは、数字などを意味深に残しておくか……。

　なんだかんだゾクゾクするような謎解き、最近は見れていませんねぇ。なんかネタはありませんかね？

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