[日記]予定は余裕をもって

 予定を立てる。何かをするには時間が必要になる。

 それは行って、そして帰る時間も含まれる。もちろん予定を遂行するためにも時間がいるわけで、結局は時間という湯水を何かに分配する形となる。

 そうなると、移動という時間はなかなかに無駄に感じてしまうものである。もちろん思考や精神を整えるなどの効果は期待できるものの、大体がそのうちに解決してくれるものだろう。


 問題は、そう、目的をもって、公務ではない目的を果たすための時間である。

 移動を終えたらさあ、目的を果たそうと意気込むのだが、帰りの時間を考えると、残り、たったの幾ばくか。

 ……あぁ足りない。時間が足りない、あぁ足りない。

 出掛けると、必ずぶち当たることである。移動に何分かけて、現地で何分、と考えていると、削られるのはおかしなことに、目的か、あるいは休息の時間である。

 目的を達成するためにその目的を削る? 本末転倒とはこのことである。なぜ目的にたいし、移動という無為な時間を過ごさねばならないのか。

 極論、足がないから、に尽きるのだが、足を維持するには金が必要以上に必要になるのだから、それはそれでおかしな話である。


 と、書きなぐっておいてなんだが、端的に言えばやろうとしていたことがあったが、思ったよりも遠くてあきらめた、ということだ。

 原付でもあればマシになるのか、そんなことを考えていても、なかなか使わないことが事実であろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る